プラクティス1ではレッドブルが1,2体制、そしてプラクティス2でも同様でした。セクター2,3でのタイムが異常に速い。エルマノス・ロドリゲスは長いストレートに気を取られがちだがここは低速テクニカルサーキットです。
HSとUSのタイム差0.7~0.9秒ありUSでQ2クリアは難しそうだがHSはもって10周というところ、決勝レースを考えると悩ましいタイヤ事情です。
トップタイムで快調だったフェルスタッペンは残り10分頃、ターン1ブレーキング時にPUがシャットダウンしている。何かの異常を感知するルノー特有のセーフモードだろうか、まさかの交換ペナルティはあるのか?!
フェラーリとメルセデスはかなりパワーセーブをしているようだけど逆転できるタイム差なんだろうか?明日の予選に向けていつもと違う展開への期待は膨らむばかりである。
メキシコGPフリー走行②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
ベストセクタースピード(BSP)、ベストスピードトラップ(SPDH)など
タイヤヒストリー
金曜日フリー走行後の情報
- フェルスタッペンは油圧関連(小さな問題とコメント、PUストック1基あり)
- メルセデスはスペック2エンジン
- フェラーリはスペック3エンジン
- リカルドはターボチャージャーに不安あり(新規を拒否)
各タイヤのロングラン平均タイム順
データ元はAMuSより
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | ベッテル | 1.22,102 | 8 | HS |
2 | ハミルトン | 1.22,709 | 7 | HS |
3 | リカルド | 1.23,085 | 11 | HS |
4 | オコン | 1.23,186 | 6 | HS |
5 | ヒュルケンベルグ | 1.23,368 | 9 | HS |
6 | グロージャン | 1.23,539 | 8 | HS |
7 | ペレス | 1.23,875 | 7 | HS |
8 | シトロキン | 1.23,951 | 6 | HS |
9 | ボッタス | 1.24,072 | 9 | HS |
10 | サインツ | 1.24,374 | 7 | HS |
11 | ハートレー | 1.24,486 | 8 | HS |
12 | ガスリー | 1.24,844 | 9 | HS |
13 | エリクソン | 1.25,350 | 10 | HS |
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | リカルド | 1.22,708 | 12 | US |
2 | ボッタス | 1.23,740 | 12 | US |
3 | ヒュルケンベルグ | 1.23,950 | 18 | US |
4 | マグヌッセン | 1.24,633 | 13 | US |
5 | バンドーン | 1.24,721 | 8 | US |
6 | エリクソン | 1.25,286 | 15 | US |
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | ベッテル | 1.22,649 | 19 | SS |
2 | ハミルトン | 1.22,802 | 16 | SS |
3 | ライコネン | 1.23,316 | 20 | SS |
4 | サインツ | 1.23,385 | 16 | SS |
5 | ルクレール | 1.23,810 | 14 | SS |
6 | アロンソ | 1.23,851 | 15 | SS |
7 | グロージャン | 1,24,423 | 17 | SS |
8 | シロトキン | 1.24,604 | 22 | SS |
この時差はつらいですね。FP1,FP2を2ストップのアンダーカットでしのぎました。
ガスリーのPU交換は以外でした。「組立段階での懸念」と言う言葉は復帰後初めて聞いたような気がします。日本企業独特の過剰品質(最近はそうで無い企業も・・・)と思えなくもありませんが、ホンダ(田辺さん)らしい決断だと思います。
ハートレーは好調維持ですね。タイムを見るとコーナーで稼いでいるので、ダウンフォース重視のセッティングとアップデートも良かったのかもしれません。まずまずの初日と考えていいのでしょうか。
ルノーも好調で、特にサインツには驚きです。SSでメルセデスやフェラーリを上回ってます。PUは高地を考えタイプBみたいなので、シャシーとコースの相性もいいのかもしれません。
土日の結果が今から楽しみです。
ガスリーとハートレーの差はウィングだけでなく、モチベーションの差かもね。
来年は一流チームへの移籍も決まり今回もグリッド降格で(4戦で3回目!)
流しモードもやむなしのガスリーに対し、F1サバイバル真っ最中(既に終戦
という話もあるが…)のハートレーじゃ、やる気が違うでしょ。
トロ残留は難しいかもしれないが、少しでも良いところに行くためにはとにかく
結果!
空気が薄くなることで発生しやすくなるエンジンの回転ムラ振動(トルク変化)とシャーシ特性(トラクション)での前後への振動(トルク揺れ、オシレーション)の振幅加算(共振によるトルク変化、増減)を、ダイナモ(エンジン、ギヤーボックス、etc)にて過負荷(壊れる事)を検知したから3ではなく2ですか?
来年はシャーシの特性とエンジンとが大きく違うから?
あと3戦しかないのに、3改を現場で調整すれば、エンジンが傷み交換が必要になる恐れがあから?
開発以外、今のさくらに負担をかけたくないと考えたからですか?
その開発でアメリカで投入した3改はガスリーのドライビングで振動(オシレーション)がより顕著のようですね?
だからこそ、さくらでは3改のエンジン内を早く見てみたい!
状態を調べたい!確認したい!
そこで、ガスリーに3改を入れ、2台を2に戻し、ガスリーの3改をさくらに送る!
そう考えると、開発の加速感が力強さがハンパないですね。
脆弱、懸念、信頼性、問題・・・
エンジンに対するネガティブな言葉は開発内容や目的を隠すにはすごく良い言葉です。
マクラーレンがルノーが、他チームが大喜びします!
トップから1.3秒遅れってのは、まれにみる好成績だし、ホンダのエンジン調整がうまくいってるのかな? このタイムのサーキットだと2秒程度遅れてたよねえ?
カスタマーエンジン勢が高所向けのセッティングを出せてないとか(ワークスのルノーが意外にいい位置だし)ってのも考えたけど、前との差が詰まってる説明にはならないし……
ハートレーが走り慣れたサーキットに戻ってきて真価を発揮?
お二人から同じようなコメントがあってニヤけてしまいましたw
ペナルティを受けてでもエンジン内部の封印部分を確認したいとの見解は確かに間違いじゃないですね。
ベンチで出ない負荷がかかる場所を見極めて来年の開発に生かす。
この終盤にきてスペック3と呼ばれるエンジンをここまで交換する事になろうとは、レッドブルからチャンピオンシップは二の次とのお達しが来ていますね。
メルセデスやフェラーリは高回転域よりのパワーバンド、ルノーとホンダは低回転域よりのパワーバンドそんな差が出た可能性もありますが、メルセデスやフェラーリはタービン回転数をまだ上げていないと思います。(マイレージのため)
空気が薄い⇒タービン回転数を上げる(限界がある)⇒エンジンに送りこむ空気を増やす
この過程においてPU差が縮まるのはタービン回転数で、上限の差が少なくなるのでしょうね。
土日のトロロッソのタイヤ戦略に注目してます。
金曜日はHSしか試してませんが「デグラが大きいと」認めており、ハートレーが残り5本のHSをどう使うかですが、Q3の可能性が有るとみれば「FP3:NEW1本(皮むき程度)/Q1:NEW1本/Q2:NEW1本/Q3:NEW2本」で、決勝は「HS⇒SS」or「HS⇒SS⇒US」みたいな予測です。その為にはFP3で2人協力してSSとUSのテストを行った結果次第になると思います。(無理してQ3進まない作戦も有りですね)
ガスリーもFP3の結果次第ですが、「SS⇒US」もしくはUSのロングランが良ければ「US⇒SS」で序盤ガンガン前に出る戦略も有りかなと、勝手に想像を膨らませています。