スクーデリア・トロロッソは2月26日に「トロロッソSTR12」を発表しました。
参戦以来ずっと続けてきたカラーリングを一新して、鮮やかなブルーとレッドで新しいパターンになりました。
一瞬あれ?どこのマシンだっけ?と思わせるぐらいの変貌ぶりに私自身びっくりです。
トロロッソSTR12の画像と動画
このカラーリングは「レッドブルコーラ」をイメージしたものとなっているそうです。
パッと見たときに爽快なイメージが浮かんだのは、このためだったんだと納得しました。
目を引くのは、やはりこのメルセデス型ノーズですね、完コピだろ?っと思うぐらい似ています。
トロロッソSTR12の注目ポイント
ノーズの処理がメルセデス型になった事が、やっぱり一番注目するべき点なんですが、フロントのウィッシュボーンの処理が今年のメルセデスとほんとに似ている。
アーム類は平行な方が空気の流れがいい事は誰もが考え付く事だけど、それを実現するための処理が同等の手段だとは驚きです。
リアウィング下の大きめのモンキーシートが発表当初から装備されている点も面白い。このあたりの空力パーツは他チームも、高ダウンフォースが必要なサーキットでは追加してくると思われる。
そして他チームにはないものとしては、サイドポッド入口上部にある小さなウィングだ、他のチームはこのあたり大きめの整流板を地面と平行に設置するのだけど、トロロッソは明らかに斜めに設置している。どう考えみてもウィングと同等の効果を狙っているとしか思えない。
このようなものを最初から装備している点を見ると、全体的なパッケージにおいて機能するようになっているはずで抵抗も多いけど、かなりのダウンフォースを発生するマシンだという事が伺える。
今年は最新スペックのルノーエンジンになるトロロッソは、不気味なぐらい速くなる恐れがある。
本家レッドブルを食う事も序盤戦はあるかもしれない。
私自身、今年一押しマシンに推薦したいと思える1台です。