ベルギーGPが行われた、高速ロングコースのスパにてアロンソが7位完走しています。

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ベルギーGPでの予選タイム+1.370秒差

1 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:46.744

9 J.バトン マクラーレン 1:48.114

 

このロングコースのスパでこの差は、いままでで最高の差と考えていいのではないでしょうか?

 

300km/hオーバーのポイントは2か所、300km/hに到達するポイントが2か所もありエンジンの性能がかなりタイムに影響するサーキットです。

 

ホンダの新しいアップデートは劇的な変化では無いですが、確実に進歩しています。

 

 

ベルギーGP決勝でのタイム差+59.445

この差は赤旗中断後の34周でついた差です。1周あたり約1.7秒の差があります。

 

予選とは違い決勝では大きく差が広がっています。決勝で使えるエンジンパワーがメルセデスよりかなり不足しています。この差は主には燃費面でのペース調整によるものでしょう。

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各セクター別ベストタイムをみてもアロンソは全体の14番手にすぎません。

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アロンソがここまで上がってこれた理由は、ピットストップが実質1回だけだった事が主な要因です。

 

セーフティーカーが出てもステイアウトして、赤旗中断中にタイヤ交換し、終盤にピットストップ1回で済ませられたことが大きいです。

 

 

エンジンの実質的なパワーアップはウィリアムズやフォースインディアに今後打ち勝つための最低限必要なレベルまできたのではないかと思います。

 

 

この高速サーキットベルギーで結果を残してくれた事は、今後のマクラーレンホンダには大いに期待していいのではないかと思います。