2016年のF1も大型アップデートが施されるスペインGP(5月13日より)がせまってきています。

 

 

スペインGPでのアップデートが多い理由は、チームのほとんどはイギリスが拠点で陸送でのパーツの搬入が楽な事と、プレシーズンテストで走りこんでいるサーキットのため新パーツの比較が容易である点が主な理由でしょう。

 

Sponsored link

マクラーレン

f1-bahrain-gp-2016-stoffel-vandoorne-mclaren-mp4-31

マクラーレンはかなり大幅な空力アップデートを目論んでいるようです。そしてパートナーのホンダももしかしたらここでトークン(残数14)を使用したICEの燃焼関連のアップデートをしてくるかもしれません。

 

 

ホンダの責任者長谷川さんは、早くからICEのパワーが足りないと発言しています。内燃エンジン本体のパワーを上げる事が急務だとホンダは問題定義できています。

 

もしかしたらスペインでは新スペック投入は早すぎるかもしれませんが、なんだだが期待しちゃいますね。

 

 

かたや、シャシー側のマクラーレンはどうなのか?問題点は洗い出せているのか?かなり微妙です。各メディアもその辺の情報がまったくもって皆無だからです。

 

しかし今のマシンでは上位に食い込むのは困難です。安定感がないのは素人目にもわかりますから。

 

 

昨年に引き続きメカニカルな問題なような気がしてます。サスペンションや足回り関連のアップデートがうまく機能していないのではないでしょうか?

 

空力に関してはダウンフォースはある程度はあるでしょうが、抵抗が大きいようです。抵抗を減らしつつダウンフォースの増加をしていってホンダを助けてほしいね。

 

レッドブル

f1-chinese-gp-2016-daniil-kvyat-red-bull-racing-rb12

レッドブルは中国GPで早くも今年ナンバー1シャシーであることを証明しました。非力なルノー製パワーユニットで予選2番手、決勝でも3位表彰台を獲得しています。

 

予選でのあのリカルドの斬れた走りには正直脱帽です。あそこまでドライバーが信頼して攻めることが事ができるシャシーだという事がすべての事実です。

 

 

パワーユニットに関しては、それほど悪くないんじゃないでしょうか?パワー面ではホンダとともに最弱なんですが、ホンダよりもドライバビリティに優れていますし、なんせ信頼性が大幅に向上しています。

 

 

カナダGPでの大幅なパワーユニットのアップデートがあるらしいです。トークン残数25も残しているルノーはかなり不気味です。

 

昨年後半のごたごたで開発スタートが大幅に遅れているため、トークン残数が多いわけですが、今年から予算も増強されています。

 

大化けが期待されるルノーパワーになりますね。

 

それに伴いレッドブルの戦闘力も劇的に上がるはずです。フェラーリとの勝負が後半戦の楽しみになりそうです。