F1-2018 第14戦イタリアGP決勝データ（スピードトラップ・セクタータイム・ファーステストタイム）

2018年イタリアGPはフェラーリフロントローの牙城を切り崩したメルセデスの作戦勝ち、ハミルトンが敵地で優勝した。グロージャンは車両規定違反で失格裁定になっています。

決勝での各種データ（セクタータイム・ファーテストタイムなど）になります。

イタリアGP決勝結果

順	No	ドライバー	チーム	Lap	Gap	ピット
1	44	ルイスハミルトン	Mercedes	53	1:16’54.484	1
2	7	キミライコネン	Ferrari	53	8.705	1
3	77	バルテリボッタス	Mercedes	53	14.066	1
4	5	セバスチャンベッテル	Ferrari	53	16.151	2
5	33	マックスフェルスタッペン	Red Bull	53	18.208	1
DQ	8	ロマングロージャン	Haas	53	56.320	1
6	31	エステバンオコン	Force India	53	57.761	1
7	11	セルジオペレス	Force India	53	58.678	1
8	55	カルロスサインツ Jr.	Renault	53	1’18.140	1
9	18	ランスストロール	Williams	52	1 Lap	1
10	35	セルゲイシロトキン	Williams	52	1 Lap	1
11	16	シャルルルクレール	Sauber	52	1 Lap	1
12	2	ストフェルバンドーン	McLaren	52	1 Lap	1
13	27	ニコヒュルケンベルグ	Renault	52	1 Lap	2
14	10	ピエールガスリー	Toro Rosso	52	1 Lap	1
15	9	マーカスエリクソン	Sauber	52	1 Lap	2
16	20	ケビンマグヌッセン	Haas	52	1 Lap	1
dnf	3	ダニエルリカルド	Red Bull	23	30 Laps	1
dnf	14	フェルナンドアロンソ	McLaren	9	44 Laps	1
dnf	28	ブレンドンハートレー	Toro Rosso

決勝タイヤ交換状況

ラップチャート

スピードトラップ

POS	DRIVER	KM/H
1	S. PEREZ	362.5
2	L. HAMILTON	357.9
3	N. HULKENBERG	357.3
4	V. BOTTAS	357.1
5	S. VETTEL	353.7
6	S. SIROTKIN	352.0
7	E. OCON	351.3
8	D. RICCIARDO	350.9
9	K. RAIKKONEN	349.5
10	P. GASLY	348.7
11	M. VERSTAPPEN	348.1
12	R. GROSJEAN	345.8
13	L. STROLL	345.8
14	C. LECLERC	344.9
15	M. ERICSSON	343.6
16	F. ALONSO	332.1
17	S. VANDOORNE	331.1
18	C. SAINZ	330.4
19	K. MAGNUSSEN	329.0
20	B. HARTLEY	83.4

ベストセクタースピード

POS	INTERMEDIATE 1	KM/H	INTERMEDIATE 2	KM/H	FINISH LINE	KM/H
1	5 S. VETTEL	345.1	5 S. VETTEL	351.6	5 S. VETTEL	328.9
2	14 F. ALONSO	340.3	44 L. HAMILTON	342.8	11 S. PEREZ	323.8
3	3 D. RICCIARDO	338.5	77 V. BOTTAS	342.2	55 C. SAINZ	323.7
4	77 V. BOTTAS	336.0	7 K. RAIKKONEN	341.7	44 L. HAMILTON	323.2
5	10 P. GASLY	335.0	10 P. GASLY	341.4	27 N. HULKENBERG	323.2
6	11 S. PEREZ	333.9	27 N. HULKENBERG	338.6	77 V. BOTTAS	322.4
7	35 S. SIROTKIN	333.7	16 C. LECLERC	337.9	3 D. RICCIARDO	321.2
8	31 E. OCON	333.7	35 S. SIROTKIN	337.9	16 C. LECLERC	320.0
9	44 L. HAMILTON	333.1	3 D. RICCIARDO	337.5	7 K. RAIKKONEN	319.4
10	16 C. LECLERC	330.2	11 S. PEREZ	336.5	33 M. VERSTAPPEN	317.8
11	55 C. SAINZ	329.3	55 C. SAINZ	334.9	31 E. OCON	316.4
12	7 K. RAIKKONEN	328.6	31 E. OCON	334.7	18 L. STROLL	315.1
13	27 N. HULKENBERG	327.9	9 M. ERICSSON	334.3	10 P. GASLY	314.6
14	8 R. GROSJEAN	326.7	8 R. GROSJEAN	333.9	8 R. GROSJEAN	313.5
15	20 K. MAGNUSSEN	324.5	20 K. MAGNUSSEN	333.3	9 M. ERICSSON	313.0
16	33 M. VERSTAPPEN	324.2	2 S. VANDOORNE	333.2	35 S. SIROTKIN	312.8
17	9 M. ERICSSON	321.1	18 L. STROLL	330.3	20 K. MAGNUSSEN	310.7
18	2 S. VANDOORNE	317.6	33 M. VERSTAPPEN	322.4	2 S. VANDOORNE	310.1
19	18 L. STROLL	315.2	14 F. ALONSO	319.4	14 F. ALONSO	309.8

ベストセクタータイム

POS	Sector 1	TIME	Sector 2	TIME	Sector 3	TIME
1	5 S. VETTEL	27.179	44 L. HAMILTON	27.664	5 S. VETTEL	27.275
2	11 S. PEREZ	27.209	5 S. VETTEL	27.892	77 V. BOTTAS	27.306
3	77 V. BOTTAS	27.291	77 V. BOTTAS	28.044	7 K. RAIKKONEN	27.345
4	44 L. HAMILTON	27.346	33 M. VERSTAPPEN	28.161	44 L. HAMILTON	27.350
5	27 N. HULKENBERG	27.369	7 K. RAIKKONEN	28.238	33 M. VERSTAPPEN	27.602
6	7 K. RAIKKONEN	27.388	11 S. PEREZ	28.266	9 M. ERICSSON	27.676
7	18 L. STROLL	27.406	9 M. ERICSSON	28.286	8 R. GROSJEAN	27.729
8	33 M. VERSTAPPEN	27.476	35 S. SIROTKIN	28.297	11 S. PEREZ	27.738
9	31 E. OCON	27.542	8 R. GROSJEAN	28.382	35 S. SIROTKIN	27.833
10	55 C. SAINZ	27.610	55 C. SAINZ	28.383	27 N. HULKENBERG	27.834
11	35 S. SIROTKIN	27.638	18 L. STROLL	28.403	31 E. OCON	27.900
12	3 D. RICCIARDO	27.654	16 C. LECLERC	28.445	16 C. LECLERC	27.983
13	10 P. GASLY	27.711	27 N. HULKENBERG	28.501	2 S. VANDOORNE	27.991
14	9 M. ERICSSON	27.747	31 E. OCON	28.509	55 C. SAINZ	28.063
15	16 C. LECLERC	27.871	10 P. GASLY	28.779	18 L. STROLL	28.081
16	2 S. VANDOORNE	27.907	2 S. VANDOORNE	28.819	10 P. GASLY	28.124
17	8 R. GROSJEAN	27.917	20 K. MAGNUSSEN	28.899	3 D. RICCIARDO	28.319
18	20 K. MAGNUSSEN	28.224	3 D. RICCIARDO	28.919	20 K. MAGNUSSEN	28.336
19	14 F. ALONSO	28.264	14 F. ALONSO	29.667	14 F. ALONSO	28.866

ファーステストタイム

POS	NO DRIVER	TIME	LAP	GAP
1	44 Lewis HAMILTON	1:22.497	30
2	5 Sebastian VETTEL	1:22.505	51	0.008
3	77 Valtteri BOTTAS	1:22.907	39	0.410
4	7 Kimi RAIKKONEN	1:23.515	28	1.018
5	11 Sergio PEREZ	1:23.529	43	1.032
6	33 Max VERSTAPPEN	1:23.609	41	1.112
7	9 Marcus ERICSSON	1:23.768	44	1.271
8	35 Sergey SIROTKIN	1:23.768	52	1.271
9	55 Carlos SAINZ	1:24.056	52	1.559
10	27 Nico HULKENBERG	1:24.059	47	1.562
11	31 Esteban OCON	1:24.179	44	1.682
12	8 Romain GROSJEAN	1:24.243	48	1.746
13	16 Charles LECLERC	1:24.504	52	2.007
14	18 Lance STROLL	1:24.580	39	2.083
15	10 Pierre GASLY	1:24.767	46	2.270
16	2 Stoffel VANDOORNE	1:24.772	47	2.275
17	3 Daniel RICCIARDO	1:25.229	18	2.732
18	20 Kevin MAGNUSSEN	1:25.692	46	3.195
19	14 Fernando ALONSO	1:27.009	6	4.512

“F1-2018 第14戦イタリアGP決勝データ（スピードトラップ・セクタータイム・ファーステストタイム）” への4件のコメント

最近、音とバックショットばかり気にして見てしまいます。
で、気付いた事はフェラーリのPUの音がまた変わった事と、やはりデプロイの時間が長い。ストレートエンドで他車が電欠フラッシングしているのにフェラーリはフラッシングせず加速している。
理由は・・・・・・分かりません・・・・・。
MGU-Kのアシストの音もよく聞こえるようになった気がします。

Jin(F1モタスポGP管理人) より:

2018-09-04 20:20

私もフェラーリの音は気になっていました。MGU-Kの音が良く聞こえるようになった気がします。
ストレートエンドでデプロイ時間が大きいから速いとの理論はわかりますが、本当の問題は中間速度の加速差ですよね。

その理由とデプロイ量が関係すると紐解くと、MGU-Kの120kwは全開で使えていないって事になるんですよね。
フェラーリは欲しいポイントで120kw全開にできる時間が多い。単純にそれだけだったのか・・。
なんだか腑に落ちないですけどね。
1. マスダンパー より:
  
  2018-09-04 22:34
  
  ほんとそうなんですよね。ERSだけでフェラーリのPUと他のPUを比べると、デプロイの出力は上限があるけど必ずしも全力で出力していないとしか言えなくなるんですよね。
  謎ですね。まあ、本職の方が分からないのに素人で分かる訳がありませんが笑
2. Jin(F1モタスポGP管理人) より:
  
  2018-09-04 23:15
  
  MGU-Kの規定では最大トルク200N.mとなっています。
  モーターの出力・回転数・トルクの関係性を示す公式によれば
  
  ・出力(kw) = 2π x トルク(N・m) x 回転数(rpm) / 60 / 1000
  
  200N.mのトルクを発生する出力120kwのモーターは回転数が5,729rpmになります。（これ以下ではトルクが200N.mを超える）
  そして回転数が上昇するほどトルクは減少していきます。
  また、発電量を考えれば回転数に比例して大きくなる。
  出力制御・トルク・発電量のバランスをとったクランクとの減速比が重要となる。
  
  交流モーターについての知識が深くないと、謎の解明は出来ないっす。
  ハイブリット技術の核たる部分のため、良い公表データに巡り合えていません。ヘルプミー（笑）

マスダンパー より:

2018-09-04 20:05

最近、音とバックショットばかり気にして見てしまいます。
で、気付いた事はフェラーリのPUの音がまた変わった事と、やはりデプロイの時間が長い。ストレートエンドで他車が電欠フラッシングしているのにフェラーリはフラッシングせず加速している。
理由は・・・・・・分かりません・・・・・。
MGU-Kのアシストの音もよく聞こえるようになった気がします。
1. Jin(F1モタスポGP管理人) より:
  
  2018-09-04 20:20
  
  私もフェラーリの音は気になっていました。MGU-Kの音が良く聞こえるようになった気がします。
  ストレートエンドでデプロイ時間が大きいから速いとの理論はわかりますが、本当の問題は中間速度の加速差ですよね。
  
  その理由とデプロイ量が関係すると紐解くと、MGU-Kの120kwは全開で使えていないって事になるんですよね。
  フェラーリは欲しいポイントで120kw全開にできる時間が多い。単純にそれだけだったのか・・。
  なんだか腑に落ちないですけどね。
  1. マスダンパー より:
    
    2018-09-04 22:34
    
    ほんとそうなんですよね。ERSだけでフェラーリのPUと他のPUを比べると、デプロイの出力は上限があるけど必ずしも全力で出力していないとしか言えなくなるんですよね。
    謎ですね。まあ、本職の方が分からないのに素人で分かる訳がありませんが笑
  2. Jin(F1モタスポGP管理人) より:
    
    2018-09-04 23:15
    
    MGU-Kの規定では最大トルク200N.mとなっています。
    モーターの出力・回転数・トルクの関係性を示す公式によれば
    
    ・出力(kw) = 2π x トルク(N・m) x 回転数(rpm) / 60 / 1000
    
    200N.mのトルクを発生する出力120kwのモーターは回転数が5,729rpmになります。（これ以下ではトルクが200N.mを超える）
    そして回転数が上昇するほどトルクは減少していきます。
    また、発電量を考えれば回転数に比例して大きくなる。
    出力制御・トルク・発電量のバランスをとったクランクとの減速比が重要となる。
    
    交流モーターについての知識が深くないと、謎の解明は出来ないっす。
    ハイブリット技術の核たる部分のため、良い公表データに巡り合えていません。ヘルプミー（笑）