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J・バトンのコメント

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「今日ドライブしたマシンと、今年2月にここバルセロナでテストしたときのマシンとを単純に比較することはできませんが、その違いは明らかです。テストのときは最終コーナーをアクセル全開で走っていましたが、Hondaのパワーユニットの馬力が上がったことによって、今は少し開度を調節して走る必要があります。
今朝はプライム(ハード)タイヤではかなり良い感触を得ましたが、午後はむしろオプション(ソフト)タイヤの調子が良く、プライムタイヤでは非常に難しい走行となりました。コース上でのマシンが行った特定の挙動を理解するため、今あるものを最大限に利用しながら、各エリアにてやるべきことが沢山残っています。
全体的にはポジティブな内容でしたが、マシンで走行を重ねるという意味では難しい一日でした。今日は3種類のフロントウィングを装着し、色々と試しましたが、これは主にデータ収集のためです。
まだ改善の余地は十分あるので、今夜、すべてのデータを解析する必要があります」

 

F・アロンソのコメント

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「今日はグランプリ週末の金曜日というよりはテストのような一日でした。
ただ、今日は技術的な問題もなく、すべての走行プログラムをこなすことができたので、ポジティブな一日でした。1回目のフリー走行の最後に少しスピンしてしまいましたが、これはインラップのときに少し楽しもうとプッシュしていて、12コーナーでマシンがピルエットしてしまったためです。
今日は冬のテストのときよりもコース上でスピードがあまり出なかったので、マシンを今日のコンディションに合わせて調整しなければなりませんでした。ただ、明日は上位陣に少しでも近づくことができればと思っています。
今日は数多くのポジティブなステップを踏むことができましたし、マシン自体も上手く機能しているようです。ただ、今夜、やるべきことは沢山あります。すべてのものを一つにまとめて、明日の予選に向けて最善の部品を選択する必要があります」

 

エリック・ブーリエ(マクラーレンレーシングディレクター)のコメント

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「今日は忙しい一日でした。多くの評価・解析を行うために非常に多くの走行プログラムを予定していましたが、すべて無事終了することができました。
今週末に向けて実施したアップグレードによってラップタイムがどれぐらい改善したのかを明確に測定することはできませんが、各領域において有効かつポジティブな効果を確認することができました。
フェルナンドもジェンソンも非常に詳細なフィードバックをしてくれましたが、土曜日の予選と日曜日の決勝でマシンパッケージ全体の実力を最大限に引き出すには、まだやるべきことがあるのは明らかです。
ただ、一番重要なのは、我々が前進し続けていることです」

 

新井康久(ホンダF1責任者)のコメント

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「今日のフリー走行1は少し忙しなかったです。シャシーとパワーユニットの両方で実施した各種アップデートを組み合わせながらの作業でしたので、90分という時間があっという間に過ぎました。
ただ、最終的には両セッションともに非常に生産的な内容となり、短いインターバルの間に導入したパワーユニットのドライバビリティソフトウェアのアップデートをテストすることができました。1回目のフリー走行のタイムをもとに、2回目のフリー走行に向けてエンジンの動的性能をさらに微調整しました。
オペレーション面では、今季最初の4戦よりも物事がスムーズに進んでおり、今日ガレージで実施できた作業にも満足しています。このサーキットではオーバーテイクが非常に難しいので、明日の予選がとても重要になるため、これからデータを再度確認する必要があります。我々はもちろんいつものとおりに全力を尽くします」

 

スペインGP初日マクラーレン・ホンダはマクラーレンのアップデートとホンダのアップデートがしっかりと噛み合いパフォーマンスアップにつながったようです。

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タイム的にも中団に二人のドライバーの名前が出るようになってきました。予選でどこまで実力を出しきれるのかが次のポイントになりますね。