昨日行われた予選ではメルセデス2台が圧倒的なスピードを披露した。決勝は燃費など予選とは違った側面の戦いが行われる。フェラーリやレッドブルはどこまで迫れるのか?

ラバーグリップによるタイムの上昇を掴み切れなかったレッドブル、Q2のセッティング変更で失敗したトロロッソ、ホンダ勢では一人気を吐くフェルスタッペンの走りに期待。

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約19秒です。

オーストラリアGP決勝レポート

天候は晴れ、気温24℃、路面温度44℃でスタートしました。

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スタートではボッタスがターン1を制す、スタート直後グラベルに出たリカルドはフロントウィングを壊した。

Lap2:リカルドはフロントウィング交換、Hへ交換し最後までいくつもりらしい。クビサもMへ交換。

Lap5終了時点

ストロール以下がDRSトレイン状態でバトル、他は早くも硬直状態となっている。

Lap11:サインツが白煙を上げてストップしました。

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Lap13:ライコネンはMへ

Lap14:ヒュルケンベルグはHへ、ペレスはHへ

Lap15:ベッテルはMへ、マグヌッセンはMへ、アルボンはMへ

Lap16:ハミルトンはMへ、グロージャンはMへ、ノリスはHへ

今年は2ストップな様相になってきました。ピレリ発表の最速はS⇒M⇒Mです。

Sで走り続けるボッタスのペースは落ちません、どうやらフェラーリが早めに仕掛けた作戦だったようです。付き合ったハミルトンはボッタスから離れる結果となり無線で「どうして入れた?」と文句じみた感じでしたね。

Lap20終了後

Lap24:ボッタスはMへ

Lap26:フェルスタッペンはMへ、ベッテルの後ろ5位で戻っています。

Lap27:クビアトはHへ

Lap29:ルクレールはHへ

Lap31:ベッテルに迫っていたフェルスタッペンがターン3でパス。

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リカルドはリタイアしました。グロージャンは左フロントタイヤが緩んてしまいリタイアしています。

Lap35終了時点

Lap38:ガスリーはSへ、10位で復帰しましたが、温まっていないタイヤのためクビアトに抜かれてしまいました。

クビアト、ガスリーのバトルが続きます。タイヤでのタイム差は1秒以上あるがなかなか抜けない状態が続く。

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Lap45終了時点

Lap46:8位ライコネン以下、ストロール、クビアト、ガスリーが連なりつつあります。

Lap50:ハミルトンを追っていたフェルスタッペンがターン1でコースアウトしてしまい、3秒差まで広がってしまいました。

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Lap52:ルクレールは完全にベッテルに追いつきましたが、その後ペースを落として離れています。

Lap54:フェルスタッペンがファーステストで一気にハミルトンに追いつきました。その差1秒を切っています。

Lap57:ボッタスが最後のタイヤを使い切りファーステストを刻む。

Lap58終了:ボッタス、ハミルトンの1,2フィニッシュになりました。

オーストラリアGP決勝結果


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まとめ

ボッタスが昨年の雪辱を果たす優勝!

2018年最強の刺客が牙をむいた!最後には全セクター最速となるファーステストを記録しての完全制覇。

スタートでトップに立つとどんどんギャップを広げ、早めにピットインしたベッテル、それに付き合わされたハミルトンを寄せ付けず、淡々と仕事をこなした。

 

新しいひげスタイルなボッタスをどうぞ

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オープニングでも雰囲気が大幅に変わっていて、心機一転なのかな、今年は犬にはならないぞって事をいきなり証明して見せた。もしメルセデス2台が延々と速くてもチャンピオン争いしてくれれば良いね。

 

ホンダは復帰後初となる3位表彰台をフェルスタッペンが成し遂げた。最終コーナーからターン1,2で詰め寄り、ターン3で迷いもなくベッテルのアウトに突っ込んでパスしている。

ドライバーの技量と度胸もさることながら、ホンダPUパワーはフェラーリと戦えている事の証明となった。

そしてレッドブルの車体は昨年から継続してタイヤに優しい事が、今後大いなる武器になる事も証明された。

 

ガスリーを抑え切ったクビアトは10位入賞して、カムバックでうれしいポイント獲得。途中コースアウトして大丈夫かと心配したが、気迫みなぎる走りだった。

開幕戦から大いに楽しませてくれたホンダPU4台体制は、ちょっと疲れそうだ(笑)

 

ミッドフィールドはマグヌッセンが制しているが、ウィリアムズ以外ははっきりいって似たような実力。これは今年も熱い熱いバトルに期待できそう。

 

どうしたフェラーリ、どうしたベッテル、特殊なサーキットであるアルバート・パークの罠にはまったと考えたいが、次戦のバーレーンでもこの状態ならはっきり言って今年勝負にならない。

2週間後その答えが証明されるだろう。