予選はフェラーリがフロントロー独占、地元優勝とライコネンの優勝に期待がかかる。トロロッソホンダのガスリーが9位からスタートする。

PUペナルティによるグリッド降格はP18エリクソン、P19リカルド、P20ヒュルケンベルグとなっています。

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スタート順とタイヤ

イタリアGP決勝レポート

天候は曇り、気温21℃、路面温度30℃でスタートしました。

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スタート直後のターン1、2でベッテルとハミルトンがちょっと接触、ターン4でアウトからハミルトンが前へ出る時にベッテルと大きく接触してベッテルがスピン。

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後方ハートレーはスタート直後サンドイッチされ、エリクソンのリアタイヤがフロントにヒットしてリタイア。

SCとなりました。ピットインする車が多い。ベッテルは最後尾へ転落して、ライコネン優勝のチャンス到来!

Lap4:レース再開、ターン1ではハミルトンが前へしかしターン4でライコネンが抜き返す。

Lap5終了時点

各所でバトルが発生して、とても追いきれない状況;;

アロンソがリタイアしました。

Lap10終了時

ベッテルの怒涛の追い上げと、ライコネンとハミルトンの1秒差前後のトップ争いバトルが延々と続いています。

ガスリーは意地でリカルドを抑えるバトルを展開しターン1で軽く接触。

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Lap20終了時点でライコネンがSへ、ボッタスの後ろへP4です。

Lap22終了時点

ハミルトンはオーバーカット作戦へ変更し猛プッシュ中、ライコネンもそのタイムを塗り替えるファーステストラップでピットストップウィンドウをカバー。

緊迫したバトルが続きます。Lap25でリカルドがストップしました。

Lap27:フェルスタッペンはSへ

Lap29:ハミルトンはSへ

Lap30:ベッテルはSSへ

ボッタスはピットに入らずライコネンを抑えています。ハミルトンが迫ってくる。

Lap30終了時点

とうとう3台が連なりDRSトレイン状態へ

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Lap37:ボッタスがSへP4

ボッタスを先頭にライコネン、ハミルトンの3台DRSバトルはこれで終了、手に汗握るバトルでした。しかしライコネンのリアタイアはかなり消耗している模様。

Lap39:ベッテルが5位まで浮上しました。

Lap43:ターン1でフェルスタッペンとボッタスが接触、フェルスタッペンがターンイン時にラインを変更している。審議で+5秒ペナルティーになりました。

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Lap45:ハミルトンはライコネンをターン1でパス。

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Lap49:ライコネンのタイヤは状態が悪く、ハミルトンにどんどん離され6秒差へ、勝負あったか。

フェルスタッペンの後方5秒以内にボッタスとベッテルが入りました。

Lap53終了:ハミルトンがチェッカーを受けました。

イタリアGP決勝結果

No ドライバー チーム Lap Gap ピット
1 44 ルイス ハミルトン Mercedes 53 1:16’54.484 1
2 7 キミ ライコネン Ferrari 53 8.705 1
3 77 バルテリ ボッタス Mercedes 53 14.066 1
4 5 セバスチャン ベッテル Ferrari 53 16.151 2
5 33 マックス フェルスタッペン Red Bull 53 18.208 1
6 8 ロマン グロージャン Haas 53 56.320 1
7 31 エステバン オコン Force India 53 57.761 1
8 11 セルジオ ペレス Force India 53 58.678 1
9 55 カルロス サインツ Jr. Renault 53 1’18.140 1
10 18 ランス ストロール Williams 52 1 Lap 1
11 35 セルゲイ シロトキン Williams 52 1 Lap 1
12 16 シャルル ルクレール Sauber 52 1 Lap 1
13 2 ストフェル バンドーン McLaren 52 1 Lap 1
14 27 ニコ ヒュルケンベルグ Renault 52 1 Lap 2
15 10 ピエール ガスリー Toro Rosso 52 1 Lap 1
16 9 マーカス エリクソン Sauber 52 1 Lap 2
17 20 ケビン マグヌッセン Haas 52 1 Lap 1
dnf 3 ダニエル リカルド Red Bull 23 30 Laps 1
dnf 14 フェルナンド アロンソ McLaren 9 44 Laps 1
dnf 28 ブレンドン ハートレー Toro Rosso

まとめ

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メルセデスがハミルトンに全てを集中させる作戦勝ち!それをやってのけるハミルトンは本当に凄いドライバーだ。ボッタスの刺客的仕事の成功率が高いのも素晴らしい。

ボッタスとハミルトンにサンドイッチされタイヤを壊してしまったライコネン、これに尽きるとも言えるレース展開となっています。

メルセデスのNo.1体制は脅威だ!これがF1だと言うべき完璧な仕事ぶりに意気消沈です。

 

フェラーリは追う立場なのにベッテルNo.1体制を取らないのは、今後も悪い結果を呼び起こしそうだ。このイタリアGPでも明確にターン1でベッテルを先に行かせろなど指示があれば、逆にライコネンが壁になり勝てたと思う。

そのぐらいの事をしないとチャンピオンは難しい、シューマッハ黄金時代に常にそうしてきたように・・。

 

フェルスタッペンはブレーキングでのライン変更できる技術は素晴らしいが、接触しない程度というものを勉強する必要がある。そしてルノーのスペックCを搭載したレッドブルは速かった、まさかボッタスがターン1で並ぶことしかできないとはね。

パワー差としては(フェラーリ・メルセデス)⇐20kw⇐(ルノー)⇐20kw⇐(ホンダ)こんな感じだろうか。

 

トロロッソホンダのガスリーは中盤ズルズルと抜かれていった、レースではコーナーで頑張ればタイヤがダメになる、ダウンフォースを削ってる事もそれを助長するし、まぁ仕方ないよね。

ガスリーがリカルドを抑えた走りにホンダの進歩度合いが見れたから良しとしよう。

 

緊迫したレース&ライコネンが抜かれてからボーっとなってしまった。ミッドフィールドのレース展開が全く頭に入っていないし、ピットストップを追いきれませんでした。ごめんなさい;;

全周回気の抜けない好レースだったとも言えるイタリアGPでした。