アロンソが参戦する2018/19WEC開幕戦の予選では、小林可夢偉が最速ラップを叩き出すものの燃料流量計を誤った識別番号(申告と違うもの)で走ったとされ、タイム抹消で1周終了後にピットレーンスタート。

ブエミ・アロンソ・中嶋組のトヨタ8号車がポールポジションからスタートする。

また、SFやインディカーに参戦しているピエトロ・フィティパルディはオールージュでクラッシュして両足骨折、緊急手術をしております。集中治療室から出ており快方に向かっているとの事。

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スパ6時間予選TOP10

Pos Team Drivers Car Class Driver 1 Driver 2 Laps Average Gap
1 8 TOYOTA GAZOO RACING S.Buemi/ K.Nakajima/ F.Alonso TS050 – Hybrid LM P1 1:55.143 1:54.781 2 1’54.962
2 1 REBELLION RACING N.Jani/ A.Lotterer/ B.Senna R13 – GIBSON LM P1 1:56.586 1:56.264 2 1’56.425 1.463
3 3 REBELLION RACING M.Beche/ T.Laurent/ G.Menezes R13 – GIBSON LM P1 1:56.756 1:57.228 2 1’56.992 2.030
4 11 SMP RACING M.Aleshin/ V.Petrov BR1 – AER LM P1 1:58.141 1:58.354 2 1’58.247 3.285
5 4 BYKOLLES RACING TEAM O.Webb/ D.Kraihamer/ T.Dillmann CLM P1/01 – Nismo LM P1 1:59.189 1:58.206 2 1’58.697 3.735
6 10 DRAGONSPEED H.Hedman/ B.Hanley/ P.Fittipaldi BR1 – GIBSON LM P1 1:59.158 1 1’59.158 4.196
7 36 SIGNATECH ALPINE MATMUT N.Lapierre/ A.Negrão/ P.Thiriet A470 – Gibson LM P2 2:01.476 2:03.334 2 2’02.405 7.443
8 26 G-DRIVE RACING R.Rusinov/ J.Vergne/ A.Pizzitola 07 – Gibson LM P2 2:01.568 2:03.290 2 2’02.429 7.467
9 38 JACKIE CHAN DC RACING H.Tung/ G.Aubry/ S.Richelmi 07 – Gibson LM P2 2:02.663 2:02.986 2 2’02.824 7.862
10 37 JACKIE CHAN DC RACING J.Jaafar/ W.Tan/ N.Jeffri 07 – Gibson LM P2 2:01.824 2:04.222 2 2’03.023 8.061

WECスパ6時間の関連動画

ピエトロ・フィッティパルディのクラッシュ

プラクティスでのアロンソの走り

プラクティスでのアロンソのオンボード

ロッテラーのオンボード


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まとめ

トヨタ燃料流量計の識別番号申告間違いは馬鹿らしい出来事。最速だった可夢偉はかわいそう。アロンソはいきなりWEC優勝のチャンスが巡ってきた。

トヨタのライバルはやっぱりレベリオンレーシングですね、オレカとの共同製作LMP1用シャシーのこの速さは流石としか言えない。ノンハイブリット勢は多少ハンデが絞られたようですが、初戦でこれなら改善次第でトヨタ危うし?

ハイブリット4WDでのトラクション&加速のトヨタ、燃料パワーで最高速が高いノンハイブリット勢、結構楽しめそうな構図ですね。可夢偉のトヨタ7号車は抜いてくるのが大変になりそう。

 

CEFC TSRMレーシングの2台は資金難により、予選走行せずにスパ6時間から撤退、クラッシュしたドラゴンスピードはマシン修復が間に合わないため決勝を欠場する予定。

10台の争いで活気を見せるはずだったLMP1の開幕戦は7台での争いとなります。

決勝は5月5日日本時間20:30スタートです。