https://www.auto-motor-und-sport.de/(2014年ロータスでの18インチタイヤテスト)

2021年からのF1新機軸の一つにタイヤホイールのインチアップが含まれているようです。18インチになる事が決定的、とうとう前時代的な13インチホイールとはおさらばです。

引用元:https://www.auto-motor-und-sport.de/formel-1/f1-zukunft-18-zoll-reifen/

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2021年には18インチホイールタイヤ

現行のバルーンタイヤより弾力性が低いために、ダウンフォースの発生に伴うタイヤの変形が少なくなりマシンの底部、特にフロアやディフィーザーの空力に及ぼす影響が小さくなります。

タイヤサイズも小さくなるようで、前輪で発生する乱流が減少する。タイヤのトレッド部分が少なくなるためにタイヤ全体重量が低下する事で、マシン全体に及ぼす重量分布の問題も軽減される。

https://www.auto-motor-und-sport.de/(2015年GP2モナコでの18インチタイヤテスト)

早ければ2020年から18インチ?

これについては2020~2022年のタイヤ独占契約の入札が関係します。6月までにFIAに対して登録申請しなければならない。ピレリは既に現行サイズのタイヤをもっているため、ピレリが入札を勝ち取れば2021年からが濃厚になる。

新しいタイヤメーカーが独占契約を勝ち取れば、新規サプライヤーは2つの種類のタイヤを開発しなければならずコスト面の問題がでるため、2020年より前倒しとなる可能性が高い。

例えばミシュランは、13インチホイールのタイヤの開発は市販車フィードバックが無く、意味が無いと発言している事もあり。ミシュランが入札を勝ち取れば2020年から18インチとなるだろう。

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まとめ

やっとと言うべきかインチアップが実現する事になる。2014年にテストされた段階から期待はしていましたが、2021年からの大変革に向けての一つの重要なファクターになります。

この18インチの規則があるならば、複数のタイヤメーカーによる争いを望んでいるミシュランも妥協してくれるかもしれない。

このままピレリとなれば、今のようなタイヤの作動問題による状況が続くだろうけど、ミシュランになればそんな事はなくなるだろう。全チームに平等なタイヤ性能を提供してもらい、より健全なレース展開になればいいなと思います。

カッコ良さや空力への影響など、色々な観点から私は18インチ推奨です。