F1界自体が来年への動きを活性化させる中で、一つ問題点としてパワーユニットのエレメント使用制限がありますが現状の4基規制から3基へ変更となるのですが私自身勘違いしていた点がありました。

MGU-K、ES(エネルギーストア)、CE(コントロールエレクトロニクス)の3点は年間2基となります。

9月21日にFIAが発表した2018年レギュレーションに記入されているとの事です。

https://www.fia.com/regulation/category/110

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2018年パワーユニット各エレメント制限数と走行距離

2018年は21グランプリ開催されます。各グランプリではフリー走行が3回、予選、決勝を通して約600kmの走行を各車行っています。

2017年は20グランプリで年間基数制限が4基となっています。簡単な比較表は以下です。

2017基数 2017距離 2018基数 2018距離
ICE 4 3,000 3 4,200
TC 4 3,000 3 4,200
MGU-H 4 3,000 3 4,200
MGU-K 4 3,000 2 6,300
ES 4 3,000 2 6,300
CE 4 3,000 2 6,300

熱関連のICE,TC,MGU-Hは現状の約1.5倍の耐久性が必要となり、運動エネルギー関連のMGU-Kとすべてに関連するES,CEは約2倍の耐久性が必要となります。

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F1関係者の批判も多数

各チームの代表クラスの批判も多くなってきている。レッドブルのクリスチャン・ホーナーは年間5基に増やすべきだと発言しているし。メルセデスのニキ・ラウダは基数制限がコスト削減につながらないと発言している。

そもそもコスト削減のために基数制限を厳しくした背景があるのにそれを達成できずに、尚且つグリットペナルティで予選の意味が無くなるなんて本当にばからしい規定だ。

F1を管理するFOMすらこの規定に満足しておらず、今後FIAと協議すると発言している事からも緩和への期待は高まっている。

 

このままだとルノーと特にホンダはレース参加の意味がなくなっちゃうよ。

私自身この問題、速く解決してくれることを願っています。