ベルギーとイタリアGPが行われたスパ・モンツァの高速サーキット2連戦で見えたアップデートに注目して見ましょう。

また失格となったハースのTトレイデザインについても注目します。

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トロロッソ:リアウィング

トロロッソはモンツァ用リアウィングのDRSアクチュエーターのデザインを変更。

https://www.auto-motor-und-sport.de/

DRSを開いた時にピタッと収まるデザインになっている。空気の流れを綺麗にする事と開き過ぎ防止に役立つ。

メルセデス:リアタイヤホイール

リアタイヤが発熱しやすいため作動温度を超えブリスターが発生しやすいメルセデスはホイールを改良。

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右(⇒)がベルギーから使っているモデル。イタリアではハミルトンがライコネンよりブリスター発生が少なかった事から効果はありそうです。

ハース:Tトレイ

ハースのTトレイ(フロアの先端)は角のR規定部分のレギュレーション解釈の違いにより違反となった。

http://f1i.auto-moto.com/

ハースは白矢印の部分が規定を守っていると主張、しかしこれはどう見てもフロア底面ではないな。赤矢印の部分が底面部分だからここの角が丸くなっていなければならない。

フェラーリ・メルセデスのTトレイ先端とレギュレーション。

http://f1i.auto-moto.com/

このハースの失格に際してはルノーが訴えを起こし、ルノーはポジションを守るために意地悪いなどの意見も見られますけど、そんな事は関係なしに違反は違反です。

これに関してはFIAも猶予を与えていて、レギュレーシション解釈に対する見解を7月25日に通達。イタリアGPから厳粛に対応するとしていた。新しいデザインをハースが導入出来なかった事が問題である。