いよいよ2015年のF1も最終戦となりました。思い返せば早いものですね。泣いても笑っても11月29日で今シーズンが終わってしまいます。

アブダビはストップ・アンド・ゴーサーキットといった感じですかね。あまり真剣にこのサーキットの事を考えた事が無いです。

569

Sponsored link

ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久さんのコメント

p07 (2)

「昨年、ここアブダビでマクラーレン・ホンダが新たな活動を開始しましたが、それから非常に多くのことが起こりました。最初のテスト以来、長き道を歩んできました。2015年シーズンは苦難に満ちたものとはなりましたが、チームは変わらず一致団結しています」

「今年、クルマとパワーユニットの両方に加えた変更の数や、そのスピードは信じられないほどでした。ウォーキング(マクラーレン本部)とさくら(ホンダF1プロジェクト本部)は1年を通じて休むことなく取り組み続けてきました。そしてドライバーたちもそうでした。彼らのきずなは、シーズンが進むにつれて強固なものとなっていました。彼らのハードワークに感謝の気持ちでいっぱいですし、冬を通じてさらに改善させようという彼らの情熱に力づけられています」

「ヤス・マリーナ・サーキットでは、シーズン最後の戦いにふさわしい、見どころの多いレースが行われます。我々もシーズンの終わりに向けて全力を尽くし、改善を続けていきたいと思っています」

マクラーレンのエリック・ブーリエのコメント

image15.img.1536.medium (4)

「シーズン最後のレースは常に独特でワクワクするような雰囲気になる。ここまでのシーズンを反映させる機会となるし、年最後のレース週末を楽しみながら、意識を来年に向けていくことになる」

「ヤス・マリーナの施設は本当に素晴らしいし、レースを行うにはこれ以上ないような場所だ。それに、トワイライトレースだというのも、シーズンの最後のレースには似合っているね。我々は苦難の年の締めくくりとしてそこに行くことになる。それは間違いのないことだが、シーズンをいい形で終えるのだという決意を持って臨むし、情熱的なファンのために素晴らしいレースが見られる週末を提供したいと思っている」

「これでシーズンも終わりだが、我々の開発を止めたりはしていないし、最終戦に向けて新しいパーツや新設計した要素をクルマにつぎ込むことになる。我々は絶えず開発を続けているし、すべての機会で学習することを非常に重要だととらえているんだ。今週末のために努力したことが、来年のクルマに役立つだろうし、最後のいくつかのセッションを最大限に生かすことがまずは重要だ。いい結果でシーズンを終えるということだけではなく、セッションを通じて収集するかけがえのない情報を利用し、冬の間に具体的な進歩へとつなげていくことが大切だからね」

「マクラーレン・ホンダ・チームの全員一人ひとりに感謝しなくてはならない。サーキットに来ているメンバー、マクラーレン・テクノロジー・センターや、さくら市、そしてミルトンキーンズにいるメンバー全員のハードワークと情熱、1年を通じての献身的な取り組みに対してね。冬の間も我々はたゆまずにエネルギーを注ぎ続けていく。最終的なゴール、つまり勝利するんだという目標をしっかりとみんなで共有しながらね」

「同時に、我々のパートナーにも感謝したい。長年のパートナーにも新しいパートナーにもね。彼らは我々のビジョンを理解し、我々がさらにいい結果を得ることができるよう、目に見えないところで計り知れない協力を行ってくれている」

「最後に、我々のファンに対して大きな感謝の言葉を送りたいと思う。彼らは我々が困難な時期にあっても変わらぬ応援を続けてくれたし、今後の成功を我々とともに期待してくれている。ヤス・マリーナの絶景にも負けない素晴らしい週末にしたいと思っているし、ワクワクするようなマクラーレン・ホンダの次の段階をスタートさせたいと思っている」

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンのコメント

buton.denis

「またヤス・マリーナに行けるのはうれしいよ。ファンがすごく盛り上げてくれるし、アブダビの施設も素晴らしいからね。でもそれだけじゃなく、チームの全員にとって長くて大変だった1年の終わりでもある。ここまでの数レースは僕たちにとって厳しいものとなっていたけれど、MTC(マクラーレン・テクノロジー・センター/マクラーレン本部)の雰囲気は今でもすごく前向きだし、すでに全員が来年に向けて懸命に取り組んでいるよ」

「レース週末ごとに戦いを続けるのがチームの強さの証しだし、アブダビでもそれはまったく同じさ。ヤス・マリーナは難しいサーキットだ。異なる要素がたくさん詰め込まれているからね。流れるような高速区間、2つの長いバックストレート、そして1周の最後は低速できつく曲がりくねったインフィールドセクションになる。これによってセットアップが難しくなるし、僕たちのパッケージにはあまり合わないところだ。でも、インテルラゴス(ブラジル)のときよりもっといいパフォーマンスが発揮できることを期待している」

「もしアブダビで何ポイントかを獲得することができれば、シーズンの終わりを迎えるにあたって、チームを勢いづけるものになるのは間違いないだろうね。それに、1年にわたって懸命な努力を続けてきたチームメンバーひとりひとりに報いることができる。僕たちはすでに冬の間に行う開発のことをしっかりと考えている。だから、今週末に何か前向きなことが得られれば、さらにエネルギーを注ぐことになる次の段階へ一緒に進むための助けにもなる。僕たちの士気はこれまでと同じように高まっているよ」

マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソのコメント

r07

「アブダビGPの週末は我々マクラーレン・ホンダにとっていろんな意味を持つものとなる。挑戦のシーズン最後のレースだし、学ぶための大きなチャンスだ。可能な限りの情報を収集し、学習を続けて行く機会だし、来年のパッケージのために懸命な取り組みに集中することになる冬に向けたスタートでもある。そして今年を通じて行ってきた努力の成果とさらなる進歩を目にすることになるだろう」

「ヤス・マリーナは運転するのがワクワクするサーキットだ。1周の間にさまざまな特性の変化が見られるサーキットのひとつだし、ドライバーにとっては本当に楽しいんだ。壮観なトワイライトレースが楽しめるし、週末を通じてセッションの間に夕日が落ちて行くことによる雰囲気の変化が感じられるのは素晴らしいものだ。アブダビは、シーズンの終わりを迎えるには素晴らしい場所だし、この週末を有意義なものとし、可能な限り楽しめることを期待しているよ」

「いくつか厳しい週末が続いたし、もちろん懸命に頑張って、1年を前向きな形で終えたいと思う。だけど、チーム全体が冬の間にやらなくてはならないことについて分かっているし、全員の大きな献身の成果が見え始めてきている。今週末のすべてのセッションがさらに学ぶための機会となるし、それを来年のクルマの開発に役立てて行くことになる。だから、いつもと同じように、最後まで可能な限り懸命に戦い続けて行くよ」

 

私は今回のグランプリでマクラーレンに求める事はザウバーに勝つことです。パワーユニットではフェラーリを積むザウバーに歩がありますが、シャシー性能では完全にマクラーレンが勝っています。

 

ドライバーの力量からして、勝てないわけがないんです。何としても最終戦でいい結果残してもらいたいですね。

 

マクラーレンの二人のドライバーは本当によく耐えてきたと思います。冬のOFFも仕事は山積みでしょうが、来季に向けしっかり休息をとってもらいたい。

 

それに繋がる最終戦になれば幸いです。