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プレシーズンテストは2週目の初日である4日目が行われた。ホンダ勢は午前中ほとんど走行出来ずに時間をロス、レッドブルはサスペンション、アルファタウリはパイピングに問題があったようだ。

トップタイムを記録したのは、午前中の終了間際にアタックラップを敢行したクビサでした。クビサは先週初めてアルファロメオをドライブした時、ウィリアムズとの違いに頭脳が停止したと語っており、ダウンフォースの違いに順応した事の結果だという。

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プレシーズンテスト4日目結果ベストタイムと周回数

NO ドライバー チーム タイム Gap Laps Tyre
1 88 R.クビサ アルファロメオ 1’16.942 53 C5
2 33 M.フェルスタッペン レッドブル 1’17.347 0.405 83 C3
3 11 S.ペレス レーシングポイント 1’17.428 0.486 84 C3
4 26 D.クビアト アルファタウリ 1’17.456 0.514 61 C3
5 10 P.ガスリー アルファタウリ 1’17.540 0.608 25 C4
6 23 A.アルボン レッドブル 1’17.550 0.598 29 C2
7 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1’17.562 0.62 89 C2
8 18 L.ストロール レーシングポイント 1’17.787 0.845 43 C3
9 77 V.ボッタス メルセデスAMG 1’18.100 1.158 90 C3
10 5 S.ベッテル フェラーリ 1’18.113 1.171 84 C3
11 3 D.リカルド ルノー 1’18.214 1.272 53 C2
12 55 C.サインツ マクラーレン 1’18.221 1.279 46 C3
13 16 C.ルクレール フェラーリ 1’18.244 1.302 80 C3
14 6 N.ラティフィ ウィリアムズ 1’18.300 1.358 48 C4
15 63 G.ラッセル ウィリアムズ 1’18.535 1.593 58 C3
16 8 R.グロージャン ハース 1’18.670 1.728 107 C3
17 4 L.ノリス マクラーレン 1’18.826 1.884 56 C2
18 7 K.ライコネン アルファロメオ 1’19.515 2.573 51 C3
19 31 E.オコン ルノー 1’21.542 4.600 74 C2

スピードトラップとオンタイム

https://www.formula1.com/
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まとめ

テストでのC5タイヤとは言えクビサのトップタイムには驚きました。ウィリアムズ時代とは全然違う待遇ですねぇ、メインスポンサーを持ち込んでいるのだから当然と言えば当然、絶対にマシンを壊してはいけない手前であるし軽くあと0.5秒は縮められそう。

フェラーリはベッテルがスピンしてたりマシンバランスが悪そう、ターンイン速度を見誤りリアグリップがついてこない感じのスピンだった。結局全体ダウンフォースは増加せずドラッグだけ増えるレーキセッティングになってない?あぁ心配・・。

メルセデスはDASに注目が集まっているが、足回りの魔術師アリソンはリアサスペンションを大幅に改良したとコメントしていた。

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リアのロアアームが三角状になっている。通常ロアアーム後とドライブシャフトは一体にケーシングして、ギアボックスに対して垂直状になるのがトレンド。

これでは空気を邪魔するものが増えたとしか考えられないのだが、綺麗に3枚のウィング状のアームが並んでおりディフューザーの効率を上げれそう。リアタイヤの加熱はメルセデスの弱点のひとつだった事からも、リアサスペンション全体の柔軟性を上げる事がこの施策の目標である事は容易に想像できます。

弱点を確実に埋めていくメルセデスやレッドブル、対してフェラーリはやはりフェラーリと言うべきか、まだテスト段階なのに明らかに差が見えているこの現状はいかがなものかと思ってしまうのです。