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3月12~13日に行われたスーパーフォーミュラ合同テスト1回目鈴鹿では、小林可夢偉がトップタイムを記録している。

今年から全戦でソフト・ミディアムの使用が義務化される。タイヤと燃料量の戦略がより重要視されていく今年のスーパーフォーミュラは見ごたえが上がりそうだ。

BSフジでは決勝の無料放送も継続される事が決定しているので、F2帰りの松下とF2にも参戦する福住の走りには注目していこうと思う。

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スーパーフォーミュラ合同テスト1回目総合結果

No. Driver Team Engine Time ギャップ
1 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG TOYOTA 1:36.122
2 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA 1:36.141 0.019
3 2 国本雄資 P.MU/CERUMO·INGING TOYOTA 1:36.178 0.056
4 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO·INGING TOYOTA 1:36.295 0.173
5 6 松下信治 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda 1:36.451 0.329
6 5 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda 1:36.513 0.391
7 3 N.キャシディ KONDO RACING TOYOTA 1:36.589 0.467
8 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA 1:36.647 0.525
9 16 山本尚貴 TEAM MUGEN Honda 1:36.889 0.767
10 17 塚越広大 REAL RACING Honda 1:36.919 0.797
11 64 N.カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING Honda 1:37.088 0.966
12 15 福住仁嶺 TEAM MUGEN Honda 1:37.091 0.969
13 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA 1:37.140 1.018
14 37 J.ロシター VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA 1:37.413 1.291
15 65 伊沢拓也 TCS NAKAJIMA RACING Honda 1:37.735 1.613
16 50 千代勝正 B-MAX RACING TEAM Honda 1:37.900 1.778
17 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA 1:37.909 1.787
18 4 山下健太 KONDO RACING TOYOTA 1:37.926 1.804
19 7 P.フィッティパルディ UOMO SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA 1:38.209 2.087
20 7 O.ローランド UOMO SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA 1:38.474 2.352
21 36 J-P.デ・オリベイラ VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA 1:39.207 3.085
22 50 J.マーデンボロー B-MAX RACING TEAM Honda 1:40.360 4.238

コメント引用元:http://superformula.net/sf2/

小林可夢偉(1日目1位タイム)のコメント

昨日、イベントの中でのフリー走行でちょこっと走った感じ、そんなに悪くはなかったんですけど、自分たちとしてまだできる部分を改善して行って、さらにいいタイムを出せればなと思って、テストでやっているところです。

KCMGに移って2年目ですが、去年はテストを1回しかできないままシーズンに入りました。その去年のシーズンでしっかり走って、僕の好んでいるクルマというものを理解してもらった上で、この冬、セットアップを作ってきて。

そのテストの一発目ですが、今回持ち込みとしては充分いいレベルだったと思います。去年に比べれば、はるかにいい状況でスタートできていますね。残念ながら今日1日しかテストできないんですけど、1日ロスする分も見込んで、プログラムを進めている所です。

最初のセッション最後はソフトのタイムですが、僕のクルマはミディアムが余り良くなくて、どちらかというとソフトに合っている感じはします。そこはおそらくセットアップだと思いますね。

中嶋一貴(1日目2位タイム)のコメント

去年の12月のテストの流れでクルマを持ち込んだんですが、イベント中のフリー走行から余りいい状況ではなく、それほどパフォーマンスが高くありませんでしたね。

今日の午前中も、プログラムに沿って、色々試して行ったんですけど、まだこれから何か見つけて行かなくちゃいけないなというところでした。午後のセッションは、ひたすらセットアップをやっていました。その中で、多少、午前中よりはこっちの方がいいのかなっていう物があったかなとは思います。

午前中よりはマシかな~と。でも、ミディアムでエラく速い人がいるので、”ふ~ん”って感じですね(苦笑)。タイヤの違い(ミディアムとソフト)によるタイム差というのも、人によって全然違うので、なんだかよく分からないです。僕はソフトの方が速いですよ。

ただ、最後はもっとタイムが出るかなと思った割には出ませんでした。僕の場合は、単純に人間で余らせたかなっていう部分もあったと思います。”もうちょっと行けたな”って。にしても、石浦選手のミディアムでの36秒1っていうのは速いので、ちょっと困ります。レースを考えるとミディアムで速くないと困るので、そこはちょっと考えないといけないですね。

松下信治(2日目1位タイム)のコメント

今日、午後はグリップがおかしくて、みんな(ユーズドタイヤでの)タイムが落ちているんですけど、その中でも、自分の課題に集中できて、タイムにこだわらなかったので、余りミスしなかったのも多分良かったと思います。

ドライビングもかなり良くなってきたので、あとは詰めるとか、全部をひとつにまとめるとか、そういうところに集中したので、結構いい内容だったと思います。午前中にロングランをして、それも結構良かったですね。自分が今まで乗ってきたタイヤの感じを活かせたので、そこはレースに向けてすごくポジティブ。

デグラデーションが多分一番少なかったというか、結構トップレベルのタイムで走れていたので良かったです。午後のタイムアタックでは、ミディアムは普通に行ったんですけど、ソフトでは大失敗していて。ダウンシフトが上手く行かなかった影響で、スプーンで行き過ぎちゃって、そこでかなりロスしているんです。

だから、ホントだったら、もっとタイムが上がっていると思うんですけど。ソフトにはみんな苦労しているみたいですし、今日はトップ4台が同じようなペースでしたけど、本番はそんなことないと思うんですよね。もうちょっとペースも速くなるでしょうし、今日の午後に関してはソフトは余り分からないです。

まぁ、まだ富士でテストがあるので、そこでちゃんと、こういう形で徐々に上げて行って、最後にいい位置で終われるようにしたいですね。富士はまた違うと思いますが。ただ、鈴鹿に関しては、開幕戦に向けていいテストができたと思います。

1番を目指しているので、今日1番で終われたのは良かったですけど、ここで余り油断している場合じゃないので。そこは重々承知してやっています。実際の予選でP1になれることが大事ですからね。


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まとめ

昨年はGP2からの刺客ガスリーにチャンピオンを奪われそうになったが、神風が吹いて最終戦がキャンセルになり石浦がチャンピオンになっている。

2017年大活躍したローゼンクヴィストが今年は参戦しない。ロッテラーもいない。

今年は有力な外人ドライバーが軒並みいない状況なので、日本人ドライバーの争いとなりそうだ。

 

F1帰りの可夢偉がまだ1勝もできていないので、今年こそは優勝してほしいと思う。

BSフジ:スーパーフォーミュラ放送予定

Rd.1 鈴鹿サーキット 4月22日 18時~19時55分
Rd.2 オートポリス 5月13日 14時~15時55分
Rd.3 スポーツランドSUGO 5月27日 14時~15時55分(予定)
Rd.4 富士スピードウェイ 7月 8日 14時~15時55分(予定)
Rd.5 ツインリンクもてぎ 8月19日 14時~15時55分(予定)
Rd.6 岡山国際サーキット 5月13日 14時~15時55分
Rd.7 鈴鹿サーキット 10月28日 14時~15時55分(予定)