F1シートが無く今年からスーパーフォーミュラに参戦している2016年GP2チャンピオンのピエール・ガスリーが第4戦もてぎで初優勝した。

レッドブルジュニアの彼をサポートするために、レッドブルカラーマシンが日本初上陸して話題となっていましたが、ここまで目立った成績はなかっただけに一安心です。

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スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ結果

ドライバー チーム / エンジン Laps ギャップ BestTime
1 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN Honda HR-417E 52
M/S
1:24’26.817 1’35.147
2 小林 可夢偉 KCMG Elyse TOYOTA RI4A 52
S/M
18.583 1’34.688
3 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA RI4A 52
M/S
19.507 1’35.660
4 石浦 宏明 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RI4A 52
M/S
20.195 1’34.439
5 ニック・キャシディ FUJI×raffinee KONDO TOYOTA RI4A 52
M/S
26.089 1’34.871
6 山下 健太 FUJI×raffinee KONDO TOYOTA RI4A 52
S/M
39.339 1’35.637
7 アンドレ・ロッテラー VANTELIN KOWA TOM’S TOYOTA RI4A 52
M/S
40.898 1’35.480
8 野尻 智紀 DOCOMO DANDELION M40S Honda HR-417E 52
S/M
47.104 1’35.689
9 塚越 広大 REAL Honda HR-417E 52
S/S/M
49.690 1’34.259
10 大嶋 和也 SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA RI4A 52
S/M
57.342 1’36.842
11 中嶋 一貴 VANTELIN KOWA TOM’S TOYOTA RI4A 52
M/S
1’02.439 1’36.623
12 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING Honda HR-417E 52
M/S
1’09.515 1’35.826
13 山本 尚貴 TEAM MUGEN Honda HR-417E 52
S/M
1’11.322 1’36.989
14 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA RI4A 52
M/S
1’16.868 1’35.012
15 国本 雄資 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RI4A 52
M/S
1’17.410 1’35.705
16 関口 雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA RI4A 52
M/S
1’18.764 1’36.163
17 小暮 卓史 B-Max Racing team Honda HR-417E 52
S/M
1’34.662 1’37.045
以上 規定周回数完走
ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING Honda HR-417E 42
S/M
10Laps 1’36.915
伊沢 拓也 DOCOMO DANDELION M41Y Honda HR-417E 30
S/M
22Laps 1’36.451
http://superformula.net/

序盤はソフトのカムイがトップを独走してやっとSF初優勝かと思われましたが、ピット作業にて痛恨のミスがあり大幅にタイムロス、ガスリーに先行を許す。後半にソフトを選択したガスリーのペースは圧倒的で2位カムイに18秒もの大差をつける優勝となっています。

スーパーフォーミュラポイントランキング

 No  ドライバー 1  2 3 4 5 6  7 合計
1 2 石浦 宏明 5 0.5 5 10 5 25.5
2 36 アンドレ・ロッテラー 4 5 3 6 2 20
3 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト 2.5 8 6 16.5
4 15 ピエール・ガスリー 1 4 10 15
5 19 関口 雄飛 5 5 5 15
6 37 中嶋 一貴 11 2 13
7 18 小林 可夢偉 2.5 2 8 12.5
8 16 山本 尚貴 8 2 0.5 10.5
9 1 国本 雄資 6 1 7
10 3 ニック・キャシディ 3 4 7
11 4 山下 健太 1 1.5 4 6.5
12 41 伊沢 拓也 1 3 4
13 10 塚越 広大 3 3
14 20 ヤン・マーデンボロー 1.5 1 2.5
15 64 中嶋 大祐 2 2
16 40 野尻 智紀 1 1
8 大嶋 和也
65 ナレイン・カーティケヤン
50 小暮 卓史

 

■選手権ポイントシステム
順 位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位以下 PP
1大会 1レース 10 8 6 5 4 3 2 1 0 1
1大会
2レース
第1レース 5 4 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 1
第2レース 5 4 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 1


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まとめ

スーパーフォーミュラではこの第4戦より新たにソフトタイヤを導入して、決勝では必ずピットインしてタイヤを交換(違う種類に)しなければならなくした。

いままではミディアムタイヤのみでのタイヤ交換となっていたため、トラフィックを避けるために序盤ですぐにピットインする作戦が横行していて面白味に欠けたけど、この規定変更で作戦の幅がでて今後も良い展開に期待できそうです。

http://superformula.net/

ガスリーはとりあえず一安心でしょう。昨年は2015年GP2チャンピオンのバンドーンも優勝しています。

SFは日本独特のレースでヨーロッパ主体のドライバーには厳しい部分もありますが、ここで優勝できないようならF1でも活躍は期待できませんからね、ガスリーはとりあえずの合格点を稼いだ事でしょう。

来年はクビアトに代わってトロロッソにガスリーが乗る確率がグッと上がりました。