中団、ミッドフィールド、Bチームそんな呼ばれ方をしてしまう7チーム。

そんなチームだけでF1チャンピオンシップポイントを割り当てたらどうなるかを検証する。とは言えレッドブルホンダの出現により私の興味と検証する時間が削がれ、せっかくトロロッソホンダがいるにも関わらず、いまのところ3戦まとめ状態。

レース自体も視点をミッドフィールドに合わせて見れる時間もあまりない・・・。だがしかしこの7チームの戦いマジで面白い、結果だけでも十分楽しめる状況であります。

 

この3戦での注目ポイントは「マクラーレン」です。

ホンダと共に迷走し、レッドブルコピーも失敗し、今年新たなマシンコンセプトをひっさげて若手の生きのいいドライバーが大活躍中!色々な事があったがどうしても嫌いにはなれないマクラーレンが復活、こんなに嬉しい事はないのです。

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F1ミッドフィールド選手権ポイントランキング

ドライバー AUS BRN CHN AZE ESP MON CAN FRA AUT
1 サインツ 119 4 18 18 25 10 26 18
2 ライコネン 97 15 18 15 10 4 2 18 15
3 ペレス 95 6 12 18 25 2 6 8 8 10
4 ノリス 94 8 25 16 8 12 25
5 リカルド 90 25 9 12 25 10 9
6 ヒュルケンベルグ 70 18 2 6 4 19 15 6
7 アルボン 69 4 15 12 8 10 16 2 2
8 クビアト 69 11 9 15 18 12 4
9 マグヌッセン 68 25 6 6 4 25 2
10 ストロール 62 12 4 9 12 15 6 4
11 ジョビナッツィ 40 2 10 2 6 1 6 1 12
12 グロージャン 37 10 12 10 4 1
13 ラッセル 7 1 2 1 1 1 1
14 クビサ 1 1

※青字はフェーステストポイント加算

チーム AUS BRN CHN AZE ESP MON CAN FRA AUT
1 マクラーレン 213 8 25 4 34 18 33 10 38 43
2 ルノー 160 18 25 2 15 16 44 25 15
3 レーシングポイント 157 18 16 27 37 2 6 23 14 14
4 トロロッソ 138 15 24 12 8 25 34 12 6 2
5 アルファロメオ 137 17 28 17 16 5 8 19 27
6 ハース 105 25 6 16 4 37 12 4 1
7 ウイリアムズ 8 1 3 1 1 1 1

7戦から9戦目までのまとめ

ここ3戦で一気にまくったサインツ&マクラーレン!サインツはフランスで優勝&ファーステストを記録して存在感をアピールしたけど何となくノリスの方が良い気がする。

7戦目カナダ

https://www.auto-motor-und-sport.de/

ルノーが1,2フィニッシュ!ヒュルケンベルグにリカルド抜くな指令がでた。

なぜルノーがここで速かったのか、レスダウンフォースにして姿勢変化が少ない足回り?チームでもわからないんじゃないかな。後方では予選で奮わないレーシングポイントが上がってくる。地元ストロールは3位表彰台ゲット。

8戦目フランス

予選1,2だったマクラーレン、スタートで前にでたサインツがそのまま逃げ切り優勝、終始2番手だったノリスは終盤油圧が低下するトラブルに見舞われる。DRS使用不可でデフの機能を失う中、素晴らしいドライビングをしていたがラストラップで3台に抜かれる。

リカルドはこの4脱2回で10秒ペナルティとなった。全域で退屈なレースだったので、このリカルドのエンターテイナーぐわいには頭が下がる。

9戦目オーストリア

https://www.auto-motor-und-sport.de/ (これはフランスGPの画像)

2戦連続ポールスタートのノリスがポールトゥウィンを達成!フランスでの借りを返した。

驚きはサインツ、グリッド最後尾スタートからなんとミディアムを41周も使うロングスティントを見せる。ピットアウト後は8位だったが、1台はピットインで下がる、他5台をコース上で抜いての2位は素晴らしい追い上げとしか言えない。

ライコネンは3位、ジョビナッツィが自己最高の4位を記録した、フランス辺りからアルファの調子が良くなっている。

まとめ

マクラーレン、そしてアルファは高速コーナーが速いって事がわかった後半2戦だったと思います。ハースはもうね今年はダメかもしれないな、予選ではタイヤが機能すれば速いが、決勝ではもうどうしようもない。

レーシングポイントは予選がダメで決勝ではそこそこ上がってくるが、スタートポジションが悪いのがつらい。ルノーは調子上がってきたと思いきやオーストリアでは全くダメ、根本的におかしいとリカルドがさじ投げたとかw

 

我らがトロロッソホンダは、予選アタックができないとか、PUペナルティとか色々あって、実力もいまいち把握できない状況。モナコでの好走以来何かがおかしい気がする。

Cチームとも言うべくウィリアムズはとうとうパディ・ロウが解雇されて、パトリック・ヘッドさんが戻ってきてテコ入れ中であります。

 

マクラーレン浮上のカギは、昨年からリソースを今年に合わせていたので、それが実ってる。新しくきたザイドル氏も良い感じです。コメントなんか見てるとこの人頭良いわ~ってなりますね。

「チームはリスクをとって進むべきである、責任は私にある。」とか言っちゃう方、ザク氏も静かになったし、何年か前の責任の擦り付け合いのように見えていた部分がすっかり解消されています。こういう姿勢ってどんな会社にも必要な事、部下が思い切って自分の信じる仕事を出来るかどうかで変わるんですね。

 

このままマクラーレンが逃げ切りってのも無いと思う。ミッドフィールドは混戦が続いてくれ!