今年もやってまいりました日本GP!シンガポール、マレーシアと結果を残してきたマクラーレンホンダには今年こそ入賞の期待が高まります。

今季でパートナーシップが解消となりますが、ホンダの地元でしっかり仕事をしてくれる事でしょう。仕事人アロンソと成り上がりつつあるバンドーンのドライビングに注目です。

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日本GPのタイヤ選択

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マクラーレンSS攻めすぎじゃないのか・・。

2016年のタイヤ戦略

昨年のタイヤ選択は「S,M,H」でした。

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2016年タイヤの状況

昨年のSは10~13周が限度のようでした。MとHには明確なライフの差が決勝の状況からはわかりませんが上位陣は安全策でHを使い戦っています。

各タイヤの最長周回はSで19周(ベッテル)、Mで27周(ナッセ)、Hで29周(マッサ)となっています。

2017年のタイヤの状況は?

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 5段階指標 AUS CHI BRN RUS ESP MON CAN AZE AUT GBR HUN BEL ITA SIN MYS JPN
ダウンフォース 4 2 2 4 4 5 2 2 3 4 4 2 1 5 3 3
路面グリップ 1 3 4 4 4 1 1 4 2 4 4 4 2 1 3 4
路面の荒さ 3 3 5 2 4 1 1 1 1 3 3 3 3 3 3 3
タイヤ横方向の負担 2 4 3 5 4 1 1 2 3 5 4 4 2 2 4 5
タイヤ全体の負担 1 4 3 2 4 1 2 3 2 5 3 5 5 1 4 5

ダウンフォースレベルは中間で、ストレートが2本あり、低速ヘアピンあり、そして鈴鹿特有の高速コーナーが特にタイヤへの負担が大きく、全体の負担度は最高の5となっています。

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タイヤのデグラデーション

ダウンフォースが増強された今年の規定ではコーナースピードは格段に上がります。それがタイヤに与える負担は予想が難しいですね。

SSは15周、Sは25周、Mは40周ぐらいがタイムに与える影響が少ないだろうと思います。

まとめ

決勝レースは53周となっています。鈴鹿で重要なのはトラックポジションキープ、追いついても抜くことが本当に難しいサーキットです。昨年は2ストップが主流ですが今年は1ストップとなってしまうのか?

サーキット的な状況から考えるとイギリスと同様のSSからSへの1ストップが、とりあえずのベース戦略ですね。

ラップタイムを考えるとどうしてもミディアムの選択がなくなってしまいます。

天気予報は金曜土曜が雨まじりで、決勝は晴れ気温22℃ぐらいとの事。路面温度は30℃ぐらいに落ち着くと思われます。

鈴鹿のレースは退屈なので出来れば2ストップでの戦術の掛け合いが見たいんですけどね。