初3連戦明けのドイツGP、チームとしては約1週間のインターバルがあった。EU圏内での移動のため新パーツの持ち込みはたやすい。トップチームのみならずザウバーなども大きめのアップデートを施している。

いつもお世話になっているF1i.frがAUTO MOTOに吸収されたようだ。サイトの使い勝手が悪くなっている。

引用元:http://f1i.auto-moto.com/

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ザウバー:サイドポンツーン

ザウバーはサイドポンツーンの空気口を前進させてきている。

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昨年のフェラーリコピーとも言うべき手法だったが、こっちの方が気流はスムーズなような気がするね。結果にも表れている。

ウィリアムズ:フロントウィング

ウィリアムズはマシン全体の気流を変えるため新しいフロントウィングを導入。全身塗ったくりのフロービズ走行も行っていた。誰かがブラウンGPが走ってたなんてツイートしてて笑ったw

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下面への空気量を増やしたい事が伺える。一定の効果が得られたようでシロトキンがQ1突破していた。

レッドブル:フロア

フロアが斜めスリット多重タイプから、一部ロングストレートスリットへ変化

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マクラーレンが先んじていたこのスリットは今後ほぼ全チームに浸透するだろう。

メルセデス:フロア

めったにお目にかかれないメルセデスのフロア全貌、巨大なバージボードが邪魔で見えなかった部分、Tトレイ脇のフィンにスリット追加。

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モノコック脇の上部フィンの切れ込みはそのためにだったか。しかしこのフィンの角度は浮力を生み出しそうですな~。渦流を作り出し導く先はサイドポンツーン下のえぐり部分かな。

フェラーリ:エキゾースト

WAON!何してんのフェラーリ。ウェストゲートパイプを思いっ切りリアウィング下面に近づけてる。このパイプの配置に関する規制がない事を逆手にとってきた。フリー走行のみでテストしている。

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ウェストゲートはタービンを守るため加圧しすぎた排気を出すパイプ。

以前囁かれていたアクセルオフ時にMGU-Hでタービンを回すEブーストをつかって空気だけを排気する。その時は常にウェストゲート行きの弁を開けた状態で稼働すれば見事にリアウィング下面の空気流速を上げられますね。

余剰電力が出来るサーキットのみでの使用だろうけど、なんかもう凄いわ。

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まとめ

2019年の空力規則では渦流の排除を掲げているが、バージボード・Tトレイ・フロアも規制しないとなくならないよ。前のマシンに近づけない現象は来年も続くなぁ・・。

そしてウィングの拡大って相反する行為じゃないか?ロスチャイルドの陰謀・・いやいやロス・ブラウンさん大丈夫かいな?

フェラーリはやっぱ良いよね。去年からどうしたんだ?がんがんグレーゾーンに突っ込んでくる開発には脱帽ですよ。マルキオンネ会長が急遽辞任するらしいが、次の候補がフィリップモリスの元会長の噂もある。

フェラーリチームの代表アリバベーネも元フィリップモリス。

フェラーリがマールボロに支配されるとでもいうのか?私的にはマルキオンネさんは好きでは無かったから交代には大賛成ですけどアルファロメオ・ザウバー大丈夫かな・・。

 

※追記:マルキオンネさん好きでは無いとか言って申し訳ありません。ご冥福をお祈り致します。