スペインGPのアップデートと言えばマクラーレンが大規模な改良をしてきた事はご存知でしょう。フェラーリはヘイローに整流板を追加しましたが、速攻でFIAより指導が入りモナコでは使わないはずです。

マクラーレンに隠れがちですが、レッドブルやフェラーリそしてメルセデスも目立たないところで改良を施しています。

引用元:http://www.f1i.fr/

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フェラーリ:フロア・リアアッパーアーム

フェラーリはフロアに大きな切れ込みを追加してきました。

F1iの説明でも、正圧の空気を下方に向け、底部の負圧空気と混ざり渦を発生させる。ディフューザーの側面をシールする一種のスカートを形成するように努める。と記載されていました。

リアアッパーアームはへの字型を角型へ改良している。空気の流れをよりスムーズにするため。

その前方にあるパーツはほぼ小型ウィングになっている。

レッドブル:バージボード・フロア

レッドブルは大きなアップデートだと言われていましたが、スペインではあまり強い印象はなかった。

段々とメルセデスに似てきた印象。細かい過流を発生させるであろう多段化が気持ち悪いぐらい進んでいる。

フロア下へ導く空気を過流にするボルテックスジェネレーターが増加している。

メルセデス:フロントアッパーアームフィン

メルセデスはザウバーが導入していたフロントアッパーアームの先端にあるボルテックスジェネレータフィンを追加して、フロントタイヤ乱流をサイドに逃がす。

メルセデスがザウバーの物をコピーするなんて珍しい。フロントアッパーアーム位置を上にずらしているからこそできる改良ですね。トロロッソも同様なソリューションだから他車のパーツの検証が済めば導入かな?

縦系のフィンは過流発生パーツであるボルテックスジェネレータと呼ばれるもの。流れがわかりやすい動画は以下です。3:26あたりのCFDによる流れを見て下さい。

マクラーレン:新型ノーズ下面の穴

両サイドの穴はすぐ後ろに排出口がある。真ん中は蓋のようなものに角度がついてイカひれ下面に穴があるようですね。

米家さんはスペイン決勝前で面白いシーンを捉えたようです。

なんだろうこれは?真っ先に思いついたのは「ウォーター・マスダンパー」(勝手に命名w)

マスダンパーって上下をスプリングで固定しないと意味が無いと思うんだけど、動きまくる水でもピッチングを鈍らせる効果がでるのか謎?

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まとめ

ザウバーは最初発表された時、あまりにごちゃごちゃでわかりにくかったけどメルセデスやトロロッソと同じくフロントサスペンションアームを上にずらしていた。

フロントウィングで発生する過流を妨げないソリューションな訳ですけど、上部に突き出た部分を利用してフロントタイヤの乱流をサイドに流している。

最近の速さは結構様になってきたし今後も要注意なチームになりつつある。メカニカルな部分で言えばリアはフェラーリ、フロントはメルセデスとなっていてバランスが取れてきたとみていいだろう。

 

トロロッソはこういった比較対象にならない程、あまり注目されていないから困りもの、何かしらしているはずなんだけどねぇ。今後の大きめのアップデートはモナコやカナダからみたいな情報はありますね。

レッドブルからのテコ入れはまだまだ足りないなぁ。