話題のAmazonPrimeビデオ「グランプリ・ドライバー」ですが、遅ればせながら見ました。

AmazonPrimeビデオ「グランプリ・ドライバー」

内容はもっとホンダをけなすものかと思っていたら、意外にもマクラーレンのオフシーズンに行っている事が綺麗に映像化されていて、結構楽しめました。

prime会員でまだ見ていない方がいたら、とりあえず見る事をおススメします。

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「グランプリ・ドライバー」主な内容

題名からもお察しの通り、ドライバー主にバンドーンが主役的な部分が多い、シートのフィッティング、ステアリングの調整、シミュレータ作業とそれに伴う会議の風景、身体的トレーニングなど。

 

最初にロン・デニスの更迭から始まり、彼の独裁体制からの脱却したなども強調されていた。

予算は9,000万ポンドで、勝つためにはあと1億ポンド必要だとも発言があった。

 

マシン作成過程の進行具合を確認する首脳陣会議などもありました。フロアの製作が間に合わないとの話もありマクラーレン側も順調とは言えないオフシーズンだった様子。

 

ホンダエンジンと最初の接続が上手くいかなかった場面もあり、設計図を見ながらの両者のやりとり、初エンジンの始動、製造が遅れていたフロアが間に合い発表会を無事迎える事ができたなど。

 

発表会の舞台裏なんかもあって、最後にテストでの散々たる結果からチームが崩壊の危機になっている事を強調している。この辺は暗にホンダのせいだと言っている。

 

新しい道を切り開く時が来たとテスト直後にスタッフ全員にアナウンスしている。

マクラーレンはなぜこんなものを作ったのか?

F1チームが内情を切り売りするなんて初めての事だと思いますが、ザク・ブラウンのメディア戦略の一環ですよね。

投資家に、我々はベストを尽くしている一流の集団である。ホンダエンジンが基準のパワーを発揮できていないから苦戦しているだけ。

だからマクラーレンはホンダとの契約を終え、新たなステージを旅立つ。今年は違うよ!今注目されている我々にスポンサードする事はおいしいですよって感じかなw

 

結論を言えばスポンサー集めのためのドキュメンタリーでございます。

タイトルスポンサー無しで6年目になろうかというところ、台所事情はすこぶる悪い訳です。勝つ為には総額1億ポンドのスポンサーが必要なわけですからね。

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まとめ

ザク・ブラウンが来てからのマクラーレンは本当に面白いね。ここまで一環してると何だが清々しいとも感じます。

最近では「ホンダのせい」は終わり。ルノーを信じているなど、ルノー上げなコメントが多くてねw

 

エリック・ブーリエはルノーから提供された数値でシミュレートしたら、1秒速いってやっぱりコメントしてる。どのコースでの1秒なんだろうかわからないけど。

 

2017年ホンダが不甲斐なかったのは曲げられない事実ではあるし、彼らの主張が本当なのかはテストでの結果次第でしょう。

アロンソのためにも、アッと驚くタイムを見せてくれマクラーレン!復活期待してます。