ロシアGPは2017年は第4戦として開催され2018年は終盤とも言える16戦目となった。マシンが熟成された状態での勝負となるため荒れる要素は少ない。

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ロシアGPのタイヤ選択

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2017年のタイヤ戦略

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ソチ・オートドロームのスピードガイド(2017年版)

http://www.fia.com/

ソチ・オートドローム

https://www.formula1.com/

2018年のタイヤ状況

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5段階指標 RUS AUS BHR CHN AZE ESP MON CAN FRA AUT GBR DEU HUN BEL ITA SIN JPN USA MEX BRA UAE
ダウンフォース 4 4 2 2 2 4 5 2 3 3 4 3 4 2 1 5 3 3 4 4 3
路面グリップ 3 1 4 3 2 4 1 1 4 2 4 3 4 4 2 1 4 2 2 3 2
路面の荒さ 2 3 5 3 1 2 1 1 2 1 3 2 3 3 3 3 3 3 2 3 2
タイヤ横方向 3 2 3 4 2 4 1 1 4 3 5 3 4 5 2 2 5 4 2 4 3
タイヤ全体 2 1 3 4 3 4 1 2 4 2 5 3 3 5 5 1 5 3 3 3 2

昨年より路面グリップが4⇒3、横方向の負担が5⇒3へ減少している。

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まとめ

シンガポールで見せたメルセデス&ハミルトンのHSの対応力は驚きだった。序盤戦で見せていたソフト側タイヤでのリアタイヤのオーバーヒート現象はここ数戦見られない。逆にフェラーリがタイヤに苦労している。

タイヤ戦略はHS⇒Sが基本で、11位以下のUSスタートはほぼ確定的、コース脇にすぐ壁がありアクシデントによるSCが曲面を変える事が予想される。

150km/h前後の直角コーナーからの立ち上がりが多く、シンガポールで苦戦したトロロッソとしてはつらいところだが、バンプが少なく空力が安定すれば良い走りに期待できる。何よりホンダのスペック3が投入されるかもしれない、グリッドは最後尾になる事からも実力の全てを見る事はできないかも。