バーレーンGPの3回のプラクティスセッションは全てフェラーリが1,2体制となっている。予選ではどのような序列になっていくのか?

3か所のDRSゾーンによるセッティングの難しさ、リアダウンフォースとドラッグ、予選タイム、そしてレースペースなど色々な状況が絡み合う。

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予選レポート

天候は晴れ、気温25℃、路面温度30℃で予選はスタートしました。

https://www.formula1.com/

Q1

トロロッソのアルボンが最初の計測ラップで31.1秒台、ノリスはアタックラップの最終コーナーであわやグロージャンに追突しそうになった。1回目のアタックが終わり、フェラーリが1,2体制でそれ以下はトップのルクレールから約0.7秒もの大きな差がついている。

アルボンは3セット使って6番手で突破、マクラーレンの2台が上位につけている。レッドブルは2台とも速さが感じられない。ホンダ勢4台はQ2へ進出している。

Q2

メルセデスがすぐにコースイン、ハミルトン、ボッタスの順でタイムを刻むが、ルクレールがあっさりとトップタイムを更新する。フェルスタッペンが5番手につけるが、ガスリーは12番手でノックアウトゾーン。

マクラーレンとハースが安定して速い。フェルスタッペンはなんとか7番手でQ3へ、ガスリーとトロロッソ2台はノックアウトとなっている。

Q3

ベッテルはQ2で2セット使ってしまい、1回目のアタックができなかった。ルクレールは27秒台のタイムでトップに立つ。

2回目のアタックではトラックエボリューションを掴み切れなかったベッテルが2位に食い込んできた。フェルスタッペンも1回目のアタックをしていなかったが何とか5位に、そしてルクレールはタイムを更新してトップタイム!

バーレーンGP予選結果

NO ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 GAP
1 16 C.ルクレール フェラーリ 1:28.495 1:28.046 1:27.866
2 5 S.ベッテル フェラーリ 1:28.733 1:28.356 1:28.160 0.294
3 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:29.262 1:28.578 1:28.190 0.324
4 77 V.ボッタス メルセデスAMG 1:29.498 1:28.830 1:28.256 0.390
5 33 M.フェルスタッペン レッドブル 1:29.579 1:29.109 1:28.752 0.886
6 20 K.マグヌッセン ハース 1:29.532 1:29.017 1:28.757 0.891
7 55 C.サインツ マクラーレン 1:29.528 1:29.055 1:28.813 0.947
8 8 R.グロージャン ハース 1:29.688 1:29.249 1:29.015 1.149
9 7 K.ライコネン アルファロメオ 1:29.959 1:29.471 1:29.022 1.156
10 4 L.ノリス マクラーレン 1:29.381 1:29.258 1:29.043 1.177
11 3 D.リカルド ルノー 1:29.859 1:29.488 1.622
12 23 A.アルボン トロロッソ 1:29.514 1:29.513 1.647
13 10 P.ガスリー レッドブル 1:29.900 1:29.526 1.660
14 11 S.ペレス レーシングポイント 1:29.893 1:29.756 1.890
15 26 D.クビアト トロロッソ 1:29.876 1:29.854 1.988
16 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1:30.026 2.160
17 27 N.ヒュルケンベルグ ルノー 1:30.034 2.168
18 18 L.ストロール レーシングポイント 1:30.217 2.351
19 63 G.ラッセル ウィリアムズ 1:31.759 3.893
20 88 R.クビサ ウィリアムズ 1:31.799 3.933

まとめ

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人生初F1ポールポジションを獲得したルクレール、名前をあえて発音の方で言うと

「おめでとう!チャールズ!」

終始素晴らしいドライビングを見せてくれた、強引な操作がなく、丁寧なんだけど速い!昨年からそのあたりには感心していたが、フェラーリでの2戦目でこの結果は本当に頼もしい限りです。

まずは喜びの声をどうぞ

クールな彼のこんな声は保存版ですよ(笑)

そしてポールラップ

見事としか言いようがないですねこのラップ

負けたベッテル、フェラーリに差をつけられたメルセデスのハミルトン、共に渋い顔してましたね。

 

完全に速さを取り戻したフェラーリ、開幕戦の強さを発揮できなかったメルセデス、そして中団チームにギリギリ勝ったレッドブルの1台。

面白い、なんて面白いシーズンインなんだろうか。

 

コース的に言うとDRS区間の増加、荒い路面などが大いに関係するだろう。そしてフロントウィング概念がもたらすマシン全体の空気の流れなどでしょう。

途方もない予算で研究している彼らですらわからないこの難題に、答えを導き今シーズンの栄誉を勝ち取るチーム、そしてドライバーは!?

 

私も及ばずながらこの難題に挑戦していきます。

バーレーンGP決勝で何らかのヒントはつかめると思います。問題は起きていられるか?

年々眠気に勝てなくなっているいい年齢のおっさんには、こっちの難題の方がきついよ(笑)