2018年インディカーのテストがフェニックスの1マイルオーバルで始まった。チームが変わった2017インディ500チャンピオンの佐藤琢磨はタイムシートの2位に名を連ねた。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはグラハム・レイホールがトップタイムを記録して、テスト初日に1,2体制となっている。

ホンダ勢としては苦戦していたエアロパーツが統一された事により、ショートオーバル・サーキット・ストリートで恩恵が得られると思われる。

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Phoenix Open Test 2018.2.9 結果

http://www.indycar.com/
Rank Car Driver Name C/E/T Time Speed Laps
1 15 Rahal, Graham D/H/F 00:19.4574  189.090 110
2 30 Sato, Takuma D/H/F 00:19.4600  189.065 163
3 22 Pagenaud, Simon D/C/F 00:19.5256  188.430 124
4 1 Newgarden, Josef D/C/F 00:19.5513  188.182 150
5 14 Kanaan, Tony D/C/F 00:19.5904  187.806 64
6 28 Hunter-Reay, Ryan D/H/F 00:19.5990  187.724 122
7 98 Andretti, Marco D/H/F 00:19.6393  187.339 102
8 9 Dixon, Scott D/H/F 00:19.6807  186.945 91
9 27 Rossi, Alexander D/H/F 00:19.7134  186.634 121
10 4 Leist, Matheus (R) D/C/F 00:19.7154  186.616 159
11 12 Power, Will D/C/F 00:19.7432  186.353 160
12 18 Bourdais, Sebastien D/H/F 00:19.8250  185.584 103
13 21 Pigot, Spencer D/C/F 00:19.9261  184.642 252
14 6 Wickens, Robert (R) D/H/F 00:19.9364  184.547 203
15 23 Kimball, Charlie D/C/F 00:19.9495  184.426 102
16 20 Carpenter, Ed D/C/F 00:20.0271  183.711 100
17 5 Hinchcliffe, James D/H/F 00:20.0465  183.533 109
18 10 Jones, Ed D/H/F 00:20.0593  183.416 95
19 59 Chilton, Max D/C/F 00:20.0626  183.386 129
20 19 Fittipaldi, Pietro (R) D/H/F 00:20.0669  183.347 242
21 26 Veach, Zach (R) D/H/F 00:20.1814  182.306 169
22 32 Kaiser, Kyle (R) D/C/F 00:20.2367  181.808 254
23 88 Chaves, Gabby D/C/F 00:20.3407  180.879 122
24 26 Andretti, Marco D/H/F 00:20.5878  178.708 18

ウィンドスクリーンテスト画像と動画

F1では見た目が醜いヘイローですが、インディカーではウィンドスクリーンが初走行テストとなった。

担当したのはチップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンで、今回は光の反射具合を見るテストだったようだ。

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昼間の光が強い時は、影から光の強い部分へ移動するときに少し問題が出たようだけど、夕暮れや夜間照明では全く問題ないとの事。視覚的な部分でズレはあるけど、十分アジャストできる範囲だと言っています。

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ヘルメットが風圧を受けなくなり速く走っている感覚がしない、コクピットに風が入らなくて暑くて温度管理が大変との事ですが、致命的な欠点は無いとコメントしている。

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インディカーウィンドスクリーンオンボード動画


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まとめ

琢磨は力のあるアンドレッティで在籍がわずか1年となってしまったのは、アンドレッティ側がエンジンをシボレーに変えるとの動きがあったため、琢磨が先に動いて出ていく形になってしまった。勿体ない・・

2台体制のレイホールはセッティング面で情報共有が出来ないため、不利な部分も出てくるだろうけど逆にチームの力が分散されないとも言える。

サーキットやストリートで再び優勝を見せてくれる事を願います。

 

ウィンドスクリーンは戦闘機になどに使われるアクリル製で強度は十分との事。オンボード映像を見る限り視聴者側にもあまり影響はなさそう。(ヘイローは邪魔だよ)

まだまだテスト段階なのでこれから調整されていく、見た目はカッコいいいし近未来的で良いね。