フランスGPが始まります。完全に新規サーキットとも言うべくポール・リカールにて行われるため一切データが無いですが、ピレリの発表によるとタイヤへの要求は高いようです。

WECのテストで散々走った事があるハートレーのコメントからも厳しい事が伺えますが、舗装が新しくなっているためにバルセロナ状態になると予想されています。タイヤも新舗装用の0.4mm薄い仕様が使われます。

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フランスGPのタイヤ選択

https://racingspot.pirelli.com/

サーキット・ポール・リカール

https://www.fia.com/

メルセデスやウィリアムズが公表した全開率は70%、平均速度は212km/hらしい、4kmぐらいがアクセルオンとなるためパワーセンシティビティが高そうだ。ブレーキングによるパワーの回収が少ない。

私の予測では10kwのパワーエフェクト0.28sとしています。

2018年タイヤの状況は?

https://racingspot.pirelli.com/
5段階指標 FRA AUS BHR CHN AZE ESP MON CAN AUT GBR HUN BEL ITA SIN RUS JPN USA MEX BRA UAE
ダウンフォース 3 4 2 2 2 4 5 2 3 4 4 2 1 5 4 3 3 4 4 3
路面グリップ 4 1 4 3 2 4 1 1 2 4 4 4 2 1 4 4 2 2 3 2
路面の荒さ 2 3 5 3 1 2 1 1 1 3 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2
トラクション 5
タイヤ横方向 4 2 3 4 2 4 1 1 3 5 4 4 2 2 5 5 4 2 4 3
タイヤ全体 4 1 3 4 3 4 1 2 2 5 3 5 5 1 2 5 3 3 3 2

カナダGPではトラクションなる指標がありましたが、今回は従来通りの路面の粗さに戻っている。ピレリもデータがないので戻したようです。

全体にかかる負担はバルセロナと同じ4となっています。

タイヤのデグラデーション

スペイン(バルセロナ)の決勝で、Sは約30周(140km)、SSは約20周(93km)使われている。

単純にこのデータを信じればSは24周、SSは16周となる。


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まとめ

F1公式サイトにあるハミルトンの2015年マシンを使ったオンボード動画

攻めればタイヤへの負担はかなり高そうなんですけど、メルセデスの公表によればピットロスタイムが約27秒もあるので2ストップ戦略は難しそうだ。

タイヤ労わり大会となってしまうのか?

データ公開をしている2チームのリンクは以下

メルセデス⇒https://www.mercedesamgf1.com/en/mercedes-amg-f1/amg-f1-season-2018/france/

ウィリアムズ⇒ http://www.williamsf1.com/racing/news/2018/06/french-grand-prix-preview

ホンダのスペック2の熟成度合いがわかるパワーサーキットでもあるので、タイヤよりもそっちの方が楽しみな部分です。