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プレシーズンテスト5日目の午前は、夜の雨で路面が濡れていたためラバーグリップが無くなってしまった。フェルスタッペンはグラベルにはまり、ベッテルもコースアウトして砂利をばら撒く。午後は風も強くコースアウトが多かった。

フェラーリはスピードトラップから予測され、低出力モードと少ない燃料の組み合わせと思われるが、ベッテルがC5タイヤでトップタイムを記録した。

午後にはハミルトンが油圧問題で停止するなど、メルセデスPUは盤石とは言えない。

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プレシーズンテスト5日目結果ベストタイムと周回数

NO ドライバー チーム タイム Gap Laps Tyre
1 5 S.ベッテル フェラーリ 1’16.841 144 C5
2 10 P.ガスリー アルファタウリ 1’17.066 0.225 138 C5
3 18 L.ストロール レーシングポイント 1’17.118 0.277 130 C3
4 6 N.ラティフィ ウィリアムズ 1’17.313 0.472 158 C5
5 4 L.ノリス マクラーレン 1’17.573 0.732 112 C3
6 33 M.フェルスタッペン レッドブル 1’17.738 0.897 31 C2
7 77 V.ボッタス メルセデスAMG 1’17.985 1.144 47 C3
8 31 E.オコン ルノー 1’18.013 1.172 37 C4
9 20 K.マグヌッセン ハース 1’18.225 1.384 110 C3
10 23 A.アルボン レッドブル 1’18.393 1.552 60 C2
11 3 D.リカルド ルノー 1’18.395 1.554 59 C3
12 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1’19.670 2.829 91 C3
13 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1’22.425 5.584 14 C3

スピードトラップとオンタイム

https://www.formula1.com/
https://www.formula1.com/

まとめ

やっとフェラーリがトップタイムを記録したが、午後のロングランでは常にメルセデスから約1秒遅れたラップタイムで走っている。

メルセデスPUのトラブルは、先週から数えると計4回となり、ここ数年プレシーズンテストでは各チーム1基で走り切っていた信頼性を失っている。

テストは後1日を残すのみとなった。最終日は全てのチームで予選・決勝シミュレーションが行われるだろう。

 

心配なのはコロナウィルスの感染拡大問題だ、日本では小中高を3月いっぱい臨時休校にするように政府が求めた。各国の対応としては、ベトナムがイタリアと日本からの入国を拒否するとの噂も上がっている。

人が多く集まるイベントは感染の広がっている国では、自粛の方向で調整されており、F1も例外とは言い難い状況になってきた。3月のオーストラリア開幕は実現しない可能性が極めて高くなっている。