日本GPでのPU関連ペナルティはアロンソ35、サインツ20、パーマー20となっています。ホンダは仕方ないにしてもルノーの信頼性も酷い状態。

来年の3基制限の撤廃はまだ議論すらされていないようでどうなる事やら。このままだと2018年のF1はペナルティ選手権になりそうですよ。

16戦終了時点のパワーユニットエレメント使用状況になります。

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パワーユニット使用状況

Car Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
44 Mercedes Lewis Hamilton 4 4 4 4 3 3
77 Mercedes Valtteri Bottas 4 4 4 4 3 3
03 RBR TAG Heuer Daniel Ricciardo 5 5 6 3 3 3
33 RBR TAG Heuer Max Verstappen 5 5 5 3 3 3
05 Ferrari Sebastian Vettel 5 5 4 4 4 4
07 Ferrari Kimi Räikkönen 4 4 4 4 4 4
11 Force India Mercedes Sergio Perez 4 4 4 3 2 2
31 Force India Mercedes Esteban Ocon 4 4 4 3 3 2
19 Williams Mercedes Felipe Massa 4 4 4 3 3 2
18 Williams Mercedes Lance Stroll 4 4 4 3 2 2
14 McLaren Honda Fernando Alonso 8 10 10 8 7 6
02 McLaren Honda Stoffel Vandoorne 7 10 10 7 6 6
10 Toro Rosso Pierre Gasly 5 5 5 3 4 4
55 Toro Rosso Carlos Sainz 5 5 6 3 3 4
08 Haas Ferrari Romain Grosjean 4 4 4 4 3 3
20 Haas Ferrari Kevin Magnussen 4 4 4 4 4 4
27 Renault Nico Hülkenberg 4 4 5 3 4 4
30 Renault Jolyon Palmer 5 6 6 3 4 4
09 Sauber Ferrari Marcus Ericsson 4 4 4 4 4 4
94 Sauber Ferrari Pascal Wehrlein 4 4 4 4 4 4


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PU状況分析

フェラーリはマレーシアでベッテルが予選で最下位確定だったため、PUペナルティを受けてストックを確保しています。今回ライコネンに新ICEを導入しています。また4基目のMGU-Kを2台共に導入。

メルセデスはルーティーンで4基目のMGU-Kを導入しています。

ルノーはMGU-K,ES,CEの信頼性はこの表をみるとそれなりに高い事が伺えます。

あと4戦となった2017年F1ですがコンストラクタース順位(賞金分配額)を考えるとペナルティは極力避けたい。特に中団チームの争いは開発資金に直結するだけに面白い事になりそうです。

5位 69pt ウィリアムズ
6位 52pt トロ・ロッソ
7位 43pt ハース
8位 42pt ルノー

サインツがアメリカGPから乗るルノーがハース、トロロッソを抜きたいのは明白です。そのためにパーマーに違約金を払っています。そして今回のパーマーのPUペナルティも次からのサインツためと見ていいでしょう。

また、ホンダのPUアップデートがあるのかどうなのか?にも注目ですね。アメリカはバランスサーキットでマクラーレンはそこそこ戦えるので、ペナルティを受けるとしたらパワーサーキットのメキシコになるのかな。