ブラジルGPが行われるインテルラゴスは、長いストレートあり、テクニカルセクションあり、高低差ありとマシン総合力とドライバーの力量が必要なサーキットです。

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アクセル全開率は65%とかなり高めなサーキットです。ホンダにとっては苦行なGPとなるか?テクニカルセクションで追い上げ面白いレースになるか?楽しみなレイアウトなサーキットです。

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ブラジルGPフリー走行①

順位 ドライバー チーム タイム ラップ
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:13.543 28
2 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:14.062 36
3 S.ベッテル フェラーリ 1:14.168 27
4 D.リカルド レッドブル 1:14.449 27
5 K.ライコネン フェラーリ 1:14.549 20
6 D.クビアト レッドブル 1:14.696 25
7 V.ボッタス ウィリアムズ 1:14.886 25
8 M.フェルスタッペン トロ・ロッソ 1:14.960 38
9 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1:15.174 33
10 P.マルドナード ロータス 1:15.192 31
11 C.サインツ トロ・ロッソ 1:15.314 38
12 J.パーマー ロータス 1:15.352 33
13 J.バトン マクラーレン 1:15.379 28
14 F.ナスル ザウバー 1:15.381 29
15 S.ペレス フォース・インディア 1:15.408 32
16 F.アロンソ マクラーレン 1:15.413 29
17 F.マッサ ウィリアムズ 1:15.469 24
18 M.エリクソン ザウバー 1:15.798 34
19 A.ロッシ マノー 1:17.860 23
20 W.スティーブンス マノー 1:18.090 22

ブラジルGPフリー走行②

順位 ドライバー チーム タイム ラップ
1 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:12.385 42
2 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:12.843 39
3 S.ベッテル フェラーリ 1:13.345 41
4 K.ライコネン フェラーリ 1:13.500 43
5 D.リカルド レッドブル 1:13.585 39
6 V.ボッタス ウィリアムズ 1:13.603 37
7 R.グロージャン ロータス 1:13.634 45
8 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1:13.710 43
9 D.クビアト レッドブル 1:13.848 40
10 F.マッサ ウィリアムズ 1:13.870 42
11 S.ペレス フォース・インディア 1:14.056 34
12 P.マルドナード ロータス 1:14.124 42
13 F.ナスル ザウバー 1:14.134 44
14 M.フェルスタッペン トロ・ロッソ 1:14.226 35
15 C.サインツ トロ・ロッソ 1:14.326 45
16 J.バトン マクラーレン 1:14.644 37
17 M.エリクソン ザウバー 1:14.772 38
18 F.アロンソ マクラーレン 1:15.129 10
19 W.スティーブンス マノー 1:16.501 35
20 A.ロッシ マノー 1:16.787 35

 

メルセデスの速さが半端じゃ無いですね!

2番手チームのフェラーリに、約1秒の差がついてしまっています。

メルセデスは今回Sダクトを導入してきました。レッドブル、マクラーレンも導入しているノーズ下面の気流をノーズ上面に排出するシステムです。

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好タイムを出しているチームは、ほとんどメルセデスエンジンユーザーです。

そこに本家フェラーリが食い下がり、そしてレッドブルが割って入っています。

image16_img_640_mediumベッテルはいい状態ではないと発言しています。しかしフェラーリは2日目にいつも巻き返してきますので予選では、力を発揮してくるでしょう。

 

レッドブルはリカルドのみが、最新スペックのエンジンを使用しておりラップタイムにして0.2秒の向上を果たしています。

クビアトは旧タイプのままです。

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さすがに全開率65%のサーキットでは、PUの出来が露骨に現れる結果となっています。

 

ウィリアムズ、ロータス、フォースインディアのメルセデスエンジンユーザーの3チームが、面白いぐらい同じようなラップタイムを記録しています。

 

インテルラゴスは好バトルも期待できるサーキットなので、この3チームの三つ巴バトルは注目ポイントです。

 

 

マクラーレンホンダはアロンソがエンジンブローしてセッション中断の原因をつくっています。

Interlagos, Sao Paulo, Brazil. Friday 13 November 2015. Fernando Alonso, McLaren MP4-30 Honda pulls off the track with a smoking engine. World Copyright: Alastair Staley/LAT Photographic. ref: Digital Image _R6T2867

原因は調査中とのことですが、ICEに何かしらの問題があるのか?

このアロンソのエンジン新しいバージョン4とされるもので、まだ1戦でしかまともに使っていないものです。

根本的な耐久性の問題なら、今後の対策が重要ですね。来期のPUの核になる部分ですから。