マクラーレンホンダは先のバーレーンテストでやっと開幕前テストでやろうとしていたセッティング変更などのデータ取りができたとバンドーンが発言しています。4戦目ですがやっと開幕しようとしているマクラーレンホンダのチーム状況です。

http://www.fia.com/
Sponsored link

ロシアGPフリー走行①

No ドライバー チーム Laps タイム ギャップ
1 7  キミ ライコネン Ferrari 19 1’36.074
2 77  バルテリ ボッタス Mercedes 24 1’36.119 0.045
3 44  ルイス ハミルトン Mercedes 23 1’36.681 0.607
4 33  マックス フェルスタッペン Red Bull 19 1’37.174 1.100
5 5  セバスチャン ベッテル Ferrari 19 1’37.230 1.156
6 3  ダニエル リカルド Red Bull 19 1’37.290 1.216
7 11  セルジオ ペレス Force India 29 1’37.457 1.383
8 19  フェリペ マッサ Williams 29 1’37.900 1.826
9 18  ランス ストロール Williams 30 1’37.944 1.870
10 31  エステバン オコン Force India 28 1’38.065 1.991
11 26  ダニール クビアト Toro Rosso 17 1’38.496 2.422
12 20  ケビン マグヌッセン Haas 23 1’38.747 2.673
13 14  フェルナンド アロンソ McLaren 16 1’38.813 2.739
14 55  カルロス サインツ Jr. Toro Rosso 17 1’38.976 2.902
15 30  ジョリオン パーマー Renault 16 1’39.158 3.084
16 8  ロマン グロージャン Haas 17 1’39.533 3.459
17 2  ストフェル バンドーン McLaren 19 1’39.541 3.467
18 94  パスカル ウェーレイン Sauber 21 1’39.731 3.657
19 9  マーカス エリクソン Sauber 20 1’40.079 4.005
20 46 セルゲイ シロトキン Renault 2

ロシアGPフリー走行②

No ドライバー チーム Laps タイム ギャップ
1 5  セバスチャン ベッテル Ferrari 36 1’34.120
2 7  キミ ライコネン Ferrari 36 1’34.383 0.263
3 77  バルテリ ボッタス Mercedes 36 1’34.790 0.670
4 44  ルイス ハミルトン Mercedes 34 1’34.829 0.709
5 33  マックス フェルスタッペン Red Bull 15 1’35.540 1.420
6 3  ダニエル リカルド Red Bull 26 1’35.910 1.790
7 19  フェリペ マッサ Williams 39 1’36.261 2.141
8 27  ニコ ヒュルケンベルグ Renault 38 1’36.329 2.209
9 20  ケビン マグヌッセン Haas 31 1’36.506 2.386
10 11  セルジオ ペレス Force India 38 1’36.600 2.480
11 31  エステバン オコン Force India 39 1’36.654 2.534
12 14  フェルナンド アロンソ McLaren 27 1’36.765 2.645
13 30  ジョリオン パーマー Renault 22 1’36.771 2.651
14 8  ロマン グロージャン Haas 31 1’37.039 2.919
15 55  カルロス サインツ Jr. Toro Rosso 36 1’37.083 2.963
16 2  ストフェル バンドーン McLaren 25 1’37.125 3.005
17 26  ダニール クビアト Toro Rosso 35 1’37.300 3.180
18 94  パスカル ウェーレイン Sauber 30 1’37.441 3.321
19 18  ランス ストロール Williams 36 1’37.747 3.627
20 9  マーカス エリクソン Sauber 29 1’37.819 3.699

フリー走行レポート

FP1では気温が19℃路面温度33℃まで上昇している。ソチは思ったより暖かいようですね、決勝でのタイヤの状況が面白くなりそうです。

バンドーンがまたしてもトラブルに見舞われた。今度はMGU-Kだと言う・・・。パワーユニット交換を選択して15グリッド降格が確定しました。4戦目でこれは痛いですね。

https://www.formula1.com/

フェラーリも実は3基目のターボチャージャーを投入している。

ハースはブレーキを今回ブレンボからカーボンインダストリーに変更しました。グロージャンがいつも文句を言っていたブレーキ問題ですが解決するといいですね。

FP2では路面温度が40℃になりました。この時間帯は予選と決勝が行われる時間なので各車ウルトラソフト(US)を投入して予選想定アタックを行っています。USは2周ほどウォーミングアップランを行った方がタイムがでるようです。

今回はフェラーリがアタックラップでは先勝といった感じです。メルセデスのリアウィングが明らかに薄い気がします。ハミルトンがグリップ感をつかむのに苦労していて走りに精細が無いです。メルセデスは2日目にうまくマシンを合わせてくるので今の差は考えない方がいいですね。

Sponsored link


ラップタイム分析

メルセデスとフェラーリのロングラン時のラップタイムです。()内はタイヤの使用ラップ数です。

ベッテル ライコネン ハミルトン ボッタス
US(11~22) SS(7~18) SS(8~16) US(15~31)
1:38.336 1:39.581 1:38.880 1:38.786
1:38.468 1:39.230 1:38.696 1:40.355
1:38.875 1:39.578 1:46.824 1:39.421
1:38.981 1:39.396 1:38.359 1:38.894
1:38.893 1:40.584 1:38.619 1:43.518
1:39.434 1:40.423 1:38.728 1:38.786
1:39.149 1:40.313 1:38.867 1:39.096
1:39.447 1:40.605 1:45.986 1:38.794
1:41.350 1:40.838 1:38.769 1:38.356
1:38.767 1:39.504 1:38.543
1:44.658 1:39.232 1:46.638
1:38.504 1:39.130 1:38.596
1:38.386
1:38.596
1:40.415
1:38.222
1:38.073

ボッタスがUSを計32周使っているんですが、31周目に38秒台フラットのタイムを出せています。US相当もちますね。FP1で使っていたSはコンスタントに39秒台で走れるようです。

ハミルトンはUSに苦戦していて低速セクションでコースアウトしまくっていました。とにかくセッティングがしっくりきてないようです。

ライコネンはUSでは38秒台で走れていますし、ベッテルもSSでも38秒台で走れていたりそれなりに速いです。

決勝での戦略がドライバーによって別れそうです。タイヤがいけるならUS⇒SSの1ストップがもしかしたらありえるかもしれません。

F1.comのハイライト動画

FP1⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/4/FP1_summary_-_Russia.html

FP2⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/4/FP2_summary_-_Russia.html

まとめ

決勝は53周なので、USのオーバーヒート問題がでないならば25周ぐらいまで引っ張って相手の出方でSSかS選べます。現状だとこの作戦ができるのはフェラーリ、ハミルトンはもしかしたらQ2でSSがありえるかも。

マクラーレンホンダはアロンソがいい感じで走っています。オンボード見ているとアロンソのステアリングを切っている時間がかなり短く見えます。ズバッと切って向き変えて戻してアクセルオンで綺麗にコーナーを回ってるんですよね。今年のマシンの乗り方を完璧に行ってますね、このあたりがバンドーンとの違いでしょう。

バンドーンもトラブルなく走れる日がくればセッティングの変更とドライビングの修正をできる時がくると思うのですが、かわいそうな日々が続いてます。

アロンソは決勝でまたいい走り見せてくれそうな予感がします。