カナダからの翌週開催されるヨーロッパGPは、初開催のバクー市街地サーキットで行われる。

baku-circuit-2016-web

マクラーレンホンダにとっては、万に一つもチャンスは無いサーキットでしょう。

 

Sponsored link

ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川さんのコメント

37049d79

「サーキットレイアウトや雰囲気は(カナダの)ジル・ビルヌーブ・サーキットとは非常に異なるのは疑いようもありませんが、我々としてはバクーもストップ・アンド・ゴーの特性を持ち、長いストレートがあるという意味において似ていると思っています。ですから、チームにとってはここでも厳しい挑戦となるだろうと思います」

「ですから、この2つのレースの間隔が非常に短いこともあり、我々としてはカナダで得たデータを分析理解し、パワーユニットが現在持っている能力をバクーで引き出すことが非常に重要になります」

「特に、2週連続開催はチームにとって大きな負担となります。今週末のレースに向けてすべてを調整し、準備しなくてはなりませんからね。しかし、バクーで初開催されるF1に参加できるのが楽しみなことであるのは確かです。私も非常にワクワクしています」

 

マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター・ブーリエのコメント

image4.img.1536.medium

「バクー市街地サーキットは、F1カレンダーにおいて新たな刺激的光景を提供してくれるはずだし、世界的なスポーツのステージにおいて、非常に多くの新しいファンとより広範な視聴者に我々の姿を届けることができるだろう」

「最初にここを訪問したとき、そしてアンバサダーとしてバクーに旅したフェルナンド(アロンソ)からもサーキットやコースを取り巻く施設について非常にいいフィードバックを受け取っている。だからワクワクするような週末が迎えられるだろうと期待しているところだ」

「モントリオール(カナダ)では不満の残る結果だっただけに、ほんの数日のうちに次のレースに意識を向けることができるのは幸いだ。それも全く新しいイベントだから、その特性を知り、たくさんのデータを集め、それらを大量の情報に変換することができるわけだ」

「カナダでジェンソン(バトン)のパワーユニットに発生した問題については現在も調査中だ。だが、安心してくれたまえ。我々はホンダとともにその原因を特定し、それが繰り返されないように懸命に取り組むつもりだ。今年ここまでのすべてのレースでやってきたようにね」

「我々の努力や、自分たちのクルマの強みにもかかわらず、モントリオールは我々のパッケージにとっては特に厳しいところだった。だが、我々も困難なものになるであろうことは分かっていた。そして、ポイント獲得にひとつだけ足りない順位で終えたことは当然ながら残念なことだった」

「しかし、バクーは新たに対応準備すべき特性を有しているし、我々も自分たちのシャシーとパワーユニットを世界最速の市街地コースという厳しい環境においてテストできることを楽しみにしている。新しいグランプリ開催地の光景や音、そしてその雰囲気に包まれながら、ファンが楽しめるレースを提供できればと思っている」

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンのコメント

image28.img.1536.medium (7)

「カナダではリタイアするまではかなりいい形の週末になっていたけれど、残念な結果に終わってしまった。僕はもう新しいサーキットで開催される次のレースに頭を切り替えているよ」

「僕が見る限りでは、バクー市街地サーキットはかなりよさそうだね。特に街の中心部は非常に歴史がある。でも僕たちは城塞(じょうさい)の街の中心部を、時速300km以上でうなりを上げながら敷石の上を走ることになるけどね」

「あの地域がF1レースを開催するために、どういうふうに姿を変えたのかを見るのが楽しみだよ。フェルナンド(アロンソ)からはいい話を聞いているし、レイアウトもよさそうだ。ワクワクするような狭いセクションと、追い抜きも可能な広いエリアがうまく組み合わされているらしい」

「長い高速ストレートがあることでクルマには厳しいものになりそうだ。ERS(エネルギー回生システム)にも大きな負荷がかかるし、燃費も悪くなる。だから僕たちも自分たちのパッケージをこのサーキットに合わせてできる限り速くセットアップできるよう、身を入れて懸命に取り組む必要があるよ」

「もちろん、戦略、タイヤ、温度に関することについてはシミュレーターのデータがたくさんある。チームの何人かはすでにここを訪れて、ここのコンディションへの対応をしてきている。だけど、実際に走ってみるまでは、まだよく分からないことばかりなんだ」

「新しいサーキットがお目見えするのはもちろん活気づくものだし、全員がより均等な条件で臨むことになる。少なくとも最初のころはね。だから新しいサーキットでのチャレンジが楽しみだ」

「カナダは残念な結果だったけど、そこからすぐに反撃に転じていかなくてはならない。そしてまったく新しいグランプリに向かうということは、焦点を合わせるべき部分もめまぐるしく変わるだろうということだ。次のレースに向け、期待と不安が強まっているのは間違いないよ」

「僕たちは1レースごとに改善し続けることができるよう懸命に取り組んでいる。カナダではつまずいてしまったし、これから1週おきにレースが開催される忙しい時期を迎えるけれど、そこでも僕たちが力を高め続けることができるのを期待しているよ。たとえ少しずつではあってもね」

 

マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソのコメント

image27.img.1536.medium (5)

「金曜日に初めてバクーのサーキットで走るのが本当に楽しみだ。幸運なことに僕はバクーのアンバサダーとしてすでに新サーキットについての詳細な計画を目にすることができていたし、これまで数か月にわたって実際にここを訪れていた。コースレイアウトは、接近戦が見られる狭くて細いコースがある市街地サーキットと、高速で確実に追い抜きチャンスもある伝統的なサーキットがうまく組み合わされた本当に印象的なものになっているんだ」

「このサーキットは二つの世界が素晴らしい形でミックスされているし、これまでの市街地サーキットの中では最速だ。ここでの挑戦にワクワクしているし、こういう種類のコンディションにおいてどんなことが可能なのかが楽しみだ。すべてにおいて未知数の部分があるからね。シミュレーターではすでにこのコースを走ったことがあるけれど、独特な部分がたくさんあるのは確かだよ。新しく施された舗装道路のすぐそばにある中世の壁、反時計回りのコーナー、最小限のランオフといったものがね。つまり、ドラマが起こり、ワクワクするようなレースになるだろうと予感させるような材料がすべてそろっているって感じだよ」

「過去数か月にわたって完成が近づいたバクーでの準備作業を見てきたけれど、主催者が多くの計画と資産をサーキット周辺の構造物のためにつぎこんだのは明らかだ。そしてこの地域において非常に重要なイベントになるのは間違いない。ずっと前からこのグランプリを楽しみにしてきたファンも大勢いる。だから、彼らの前でレースをするのが楽しみだし、僕たちがこれまでに訪れたことがなかった地の観客たちにいいショーを見せたいと思う」

「カナダでのレース週末は比較的うまくスタートできていた。だけどレースでは強いチームにはついていけなかった。低い気温によってタイヤの熱を保つことが難しくてタイヤがうまく力を発揮してくれなかったんだ。それで前を行くドライバーたちに付いていくのが難しくなってしまっていた。バクーもいくつかの特性が(モントリオールと)似ているし、市街地コースとは言ってもパワーユニットとシャシーにとってはかなり厳しいはずだ。だけど、いつもように今週末も攻撃的に行くつもりだし、それぞれのセッションでさらに改善できるように頑張り続けるよ」

 

このコースで必要なのはエンジンパワーです。誰が見ても明らかです。

 

直角コーナーとストレートの組み合わせ、昔のフェニックスを思わせるコーナーが多いですね。でも狭いねちょっとの幅寄せですぐ事故っちゃいそうなぐらい。

 

このコースで間違いなく速いのはメルセデスとフェラーリそしてウィリアムズかな。

 

 

メルセデスの2台はとにかく1周目普通に走ってほしい、1周目で接触とかスタートおくれとかほんといい加減にしてほしいわ。

 

純粋の二人のバトルがみたいです。

 

 

マクラーレンホンダはとりあえず完走すればいいですね、まったく期待しておりません。