ここまでの3戦は予選で圧倒的に速いメルセデス、レースで強いフェラーリとなっており。フェラーリが先行で2勝しています。このロシアでフェラーリが勝つような事になればメルセデスは本気で慌てる事になるでしょう。

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ロシアGPのタイヤ

今年は5戦目まではすべてピレリ指定となっていて、柔らかい方から7-4-2セットとなります。

2017年コンパウンド

ロシアGPのタイヤは全ドライバー以下になります。

  • ウルトラソフト(US) 7セット
  • スーパーソフト(SS) 4セット
  • ソフト(S) 2セット

2016年のタイヤ戦略

昨年は優勝したロズベルグが1ストップ戦略でSS21(3周オールド)→S32(新品)となっています。

何かトラブルがない限りは、通常1ストップで十分なソチの路面状況です。ほぼ全車このSSからSへの1ストップ戦略を行っています。

2016年タイヤの状況

SSは20周、Sは35周ぐらいまでがタイム的に使える範囲内でした。

路面μが低くてミディアムは路面に対して固すぎるのでほとんどのドライバーは使っていません。

タイヤにとっては優しいロシア・ソチになります。

2017年のタイヤの状況は?

今年も1ストップになって状況としてはオーストラリア・メルボルンに近くなりそうです。ピレリの5段階指標をみてみましょう。

http://news.pirelli.com/
 ピレリ5段階指標メルボルン上海バーレーンソチ
ダウンフォースレベル4224
路面グリップ1344
路面の荒さ3352
タイヤ横方向への負担2435
タイヤ全体への負担1432

低μ路面となります。この路面の凸凹はメルボルンよりも少ないとなっています。ダウンフォースもそれなりに必要なサーキットなので全体を通してタイヤにはあまり負担がかかりません。

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タイヤのデグラデーション

デグラデーションはオーストラリアGPの結果から考慮して53周で争われるロシアGPでのタイヤの性能限界点予想ですが、US20周・SS30周・S40周と予想しておきます。

ピット戦略はほとんどがUS⇒Sとなるでしょう。USが心配なメルセデスはQ2をSSでクリアなどの戦略もありえますね。

ウルトラが再登場するわけですが、オーストラリアと違う点は気温でかなり寒いようです。

メルセデスに起きたウルトラのオーバーヒート現象はこのソチでは路面温度があまり上昇しないため起こらない可能性の方が高いです。

もし苦労するようであれば、メルセデスにとっては大問題となりますね。

 

フェラーリとしては予選でメルセデスを上回るのは難しく、決勝でのタイヤ戦略でかき回すしかないでしょう。1ストップレースでもオーストラリアのようになれば面白い。

今年のF1のキーマン・ベッテルの動きには要注意でしょう。