昨年のモナコGPはレッドブルのリカルドが予選・決勝と終始リードする展開でしたが、雨スタートでの決勝にてタイヤ交換でミスがありハミルトンに優勝を譲ってしまいました。

今年はウルトラが非常に耐久性が高いので、決勝がドライならウルトラからスーパーへの交換でOKです。ウルトラでどこまで走るのかが焦点になってきます。

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モナコGPのタイヤ

このモナコより各ドライバーが選んだセット数になります。

http://racingspot.pirelli.com/

2016年のタイヤ戦略

あいにくの雨によりセーフティカースタートとなり、優勝したハミルトンはレインからウルトラへの1ストップでした。

2位のリカルドはレイン⇒インター⇒SSと2ストップとなっています。

他のドライバーもレイン⇒インター⇒USorSSorSの2ストップが主流でした。

ドライなら常に1ストップが最適な選択になります。

2016年タイヤの状況

昨年はウルトラソフトが初めて登場しました。ハミルトンは決勝で47周走らせています。

20周ぐらい走行した時点でタイムが落ち始め、その後不可解にもタイムが戻り最後まで使えてしまったUSは奇妙でした。

SSはリカルドが予選含め50周使っていますが、こちらは最後にはグリップを完全に失いタイムが大幅に落ち込んでいます。

2017年のタイヤの状況は?

ドライなら確実に1ストップです。とにかくトラックポジションキープでアクシデントにて発生するVSCやSCの時にピットインしてロスタイムを減らす作戦で良いでしょう。ピレリ発表の指標でもタイヤへ負担は一番少ないです。

http://racingspot.pirelli.com/

 

 ピレリ5段階指標 メルボルン 上海 バーレーン ソチ バロセロナ モナコ
ダウンフォースレベル 4 2 2 4 4 5
路面グリップ 1 3 4 4 4 1
路面の荒さ 3 3 5 2 4 1
タイヤ横方向への負担 2 4 3 5 4 1
タイヤ全体への負担 1 4 3 2 4 1

路面μが低いなどを筆頭にすべての値が最低ランクの1である。ダウンフォースは限界まで高めるためタイヤへの負担はより一層減る事になります。

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タイヤのデグラデーション

モナコでのUSはもしかしたら、無交換で78周行けるのではないかと思います。

フォーエルエフェクトよりもデクラの値が小さくラップタイムは走れば走るほど良くなっていくでしょう。

その交差ポイントがタイヤの一番おいしいところな訳ですけど、一応予測としてはUS50周、SS60周、S80周としておきます。

まとめ

タイヤ戦略はとにかく待ち作戦がベストだと思われます。今年のマシンは難しく下手なドライバーは必ず壁にあたりクラッシュするでしょう。そしてVSCやひどい場合はSCが発生します。

そのタイミングとトラフィックの状態を瞬時に読み取りピットに呼び入れるチームのステラジストの手腕がもっとも問われるグランプリとなります。

昨年のリカルドのようにピットにタイヤが用意されていない事が無いようにメカニックにも情報が生き届く事も重要です。

またフェラーリとメルセデスにレッドブルがどこまで絡んでこれるかにも注目したいモナコGPです。