2015年のF1もあと2戦、いよいよブラジルGPが始まります。

当サイトはホンダの復帰とともに、始めたのものですがとうとう今年の終わりが、近づいてきていると思うと感慨深いものがあります。

ブラジルに向けてのコメントまとめです。

 

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ホンダ責任者新井さんのコメント

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「メキシコGPに続き、ブラジルもF1ファンにとっては独特な雰囲気のあるレースとなります」

「インテルラゴスは高速で流れるようなコーナーと腕の試される低速区間や起伏の多いターンなどが組み合わされています。タイトなレイアウトにより、接近戦や追い抜きが見られる面白いレースになるだろうと期待しています」

「クルマとパワーユニットのどちらにとっても忙しいレースになります。方向やスピードがすべてのターンで変化するため、スロットルのレスポンスとクルマのバランスが重要になるためです」

「サーキットの標高に関しては、メキシコシティほど高くはないものの、クルマのパフォーマンスには少し影響を及ぼすだろうと考えています。ですからドライバビリティーやパワーユニットの(回生エネルギーの)展開に関しても、それを想定した上で微調整を行っていくつもりです」

マクラーレンのブーリエのコメント

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「オースティンでのドラマや壮観だったメキシコを終え、アメリカ大陸で大きな人気を持つもうひとつのサーキットへと向かうのをうれしく思っている。このサーキットはマクラーレン・ホンダにとっても素晴らしい思い出のあるところだ。ドキドキするような多くのフィニッシュを決め、素晴らしい勝利を収めてきたし、息が詰まるようなタイトル争いを繰り広げてきた場所でもある。インテルラゴスはF1界全体から幅広く愛されているサーキットだ」

「78年にもわたる素晴らしい歴史を持ちながら、その魅力はさらに増してきているし、ファンは本当に生き生きとしている。インテルラゴスは驚くべき伝統を持っており、その伝説が続いているのは素晴らしいことだ。ドライバーのための素晴らしいサーキットだし、ドライバーたちから愛されている独特な難しい個所がたくさんある。そしてファンもそれを見るのを楽しみにしている。シーズンも間もなく終わるが、ブラジルGPに向けては大いに期待も高まるし、それは今年も同じだ」

「困難なレースが2つほど続いたマクラーレン・ホンダとしては、ホセ・カルロス・パーチェ・サーキット(インテルラゴスの正式名称)に向かうのを楽しみにしているし、今後の2レースに向けて懸命な開発を続けている。もうすぐシーズンが終わりを迎えるとは言え、クルマに新しいパーツを投入することに全力で取り組んでいるし、最後の最後まで学習と開発を最大限に続けていくつもりだ。我々は信頼性とパフォーマンスの両面に焦点を合わせているし、この伝統的なサーキットでさらに前向きな週末を送ることができるよう期待している」

マクラーレンのアロンソのコメント

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「直近の2レースでは僕のほうにばかり信頼性の問題が発生してしまい、不満が残るものとなっていた。それは僕たちがずっと懸命に取り組み続けてきていたものだし、ブラジルGPまでには特に入念にチェックすることになる。そして週末を通じて可能な限り多くの走行ができるようにしないとね」

「メキシコは僕たちにとって厳しいレースとなることは分かっていた。そしてインテルラゴスの特性もかなり似たようなものだ。急こう配や長いストレートがあるからね。だけど、サーキットは運転するには素晴らしいところだし、すごく楽しいんだ。だから、週末を楽しみにしているよ」

「レースをするたびに、ペースやすべてのエリアに施した小さな改良が進歩をとげていることも分かっている。そしてシーズンの最後まで懸命に取り組み、頑張り続けていくことが重要なんだってことも分かっている。すべてのレースが大切だし、僕たちが学び、すべてのサーキットでデータを収集することによって、僕たちのパッケージの開発に向けて冬の間に役立てられる情報をさらに得ることができるんだ」

「メキシコでは信じられないようなファンからの声援を受けたけれど、ブラジルでもまた温かく歓迎してもらえることは分かっている。雰囲気はいつも素晴らしいし、ブラジルのファンはものすごく情熱的なんだ。すごく特別な場所だし、常に予想のつかないレースになる。だから、今週末は僕たちも楽しむことができるといいね」

マクラーレンのバトンのコメント

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「インテルラゴスはF1の歴史の中でも特に素晴らしいサーキットに数えられるべきところだよ。長い歴史があるし、多くの伝説的ドライバーたちがこのサーキットでレースをしてきた。そしてファンもすごく情熱的なんだ。だから、毎年ここへ戻ってくるのを楽しみにしないわけにはいかないよ」

「僕個人にとってもこのサーキットはすごく特別なところだよ。すごくバンピー(路面の凹凸が多い)から、クルマにとっては厳しいサーキットだけど、すごく運転するのが楽しいんだ。オフキャンバー(逆バンク)のセクションや腕が試されるコーナーがちりばめられているからね」

「メキシコでは厳しいレースになってしまった。特に標高が高かったことによってね。だけど、コーナーでの僕たちのペースはかなりよかったんだ。だから、ブラジルでのこうしたエリアで僕たちのクルマがどういうパフォーマンスを示すことができるかを楽しみにしているよ」

「天候も予想が難しいところだし、過去にもそれによって混乱したレースになったこともあった。ファンにとっては素晴らしいものになるし、本当に面白い結果を生むことになる。だから、何かが起きたときにそれを自分たちにとって有利にできるような位置にいられるといいね」

「直近の2レースとは違って最初はドライコンディションで堅実な走行ができることを期待しているよ。そうすればセットアップや信頼性の問題に集中することができるからね。そして金曜日からできるだけ多くの走行を行うこともできる。そうすれば、僕たちがそこから何をすればいいかということも見えてくるよ」

 

ブラジルでのマクラーレンホンダの注目ポイントは、コーナー区間でのタイムですね。

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とにかく、回生エネルギー不足を補うの事は出来ないので、いかにコーナー区間でタイムを稼ぐのか?

 

ストレートでのデプロイ設定を、うまくつくれるのか?

 

ホンダにとっては、あと2戦で来年の課題を、明確にするための貴重なラウンドなので、ふたりのドライバーに来期みじめな思いをさせないために頑張ってもらいたいです。

 

昨年はメルセデスのマッチレースになっています。フェラーリがどれだけ絡んでこれるか?ブラジルGPでの見どころは1コーナーでのブレーキングに特に注目ですね。