何日か前のニュースでクビアトがフェラーリの開発ドライバーになったと報道があった。主にシミュレータ走行による開発を担当するとの事。

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シミュレータ走行の重要性

現在の車全般の開発においてシミュレータによる作業の重要性は年々上昇している。特にF1においてはテスト走行が制限されているため極めて重要な役割になっている。

パーツの開発についても、以下の順序で行なわれている。

  1. CFDによるシミュレーション
  2. 風洞実験
  3. 風洞データに基づくシミュレータ走行
  4. 実走行

クビアトが担うのは主にこの3番目の部分になるだろう。

各GP前にシミュレータ走行を行い。イニシャルセットを決める作業もあるがこれはレギュラードライバーが主に担当すると思われる。

AVLとの提携解消

フェラーリは2017年末をもってAVLとの提携を解消したのと報道があった。これは主にエンジン技術に関するものなのか?テストベンチに関するものなのか?

AVLのダイナミックテストベンチではギアボックスやサスペンションをとりつけ実走行に近い状態で、ベンチテストシミュレーションがおこなえる。2015年の報道の一部ではレッドブルもこれを所有しているとなっている。

このような優位性のあるものをフェラーリが手放すとは思えないし、提携解消はシミュレータの部分ではないところだろう。

フェラーリには他にもマーレというエンジン関連の外部エンジニアが関わっているのでAVLとの提携解消の影響は少なそうだ。

元ドライバーによる開発は有利?

2017年の新車両規定で走っていた元ドライバーであるクビアトを起用する事は、フェラーリにとって優位に働くとみているジャーナリストもいるようです。

たしかにシミュレータ開発ドライバーが現役に近いドライバーだった事は滅多にない。下位カテゴリーから昇給してきた正ドライバーになれない人が担当する印象がある。

2018年のフェラーリはクビアトの開発力にかかっているかもしれない。

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まとめ

フェルスタッペンと交代させられてから、クビアトの評価は下がる一方。

それでもトロロッソのドライバーとして2017年参戦出来たのは、最後のチャンスだったが、相変わらずのミサイルぶりは健在だった。

アメリカで入賞した直後にシートを下ろされたのは可哀想だったなあ。フェラーリで再起をかけ頑張って下さい。

 

非常にに確率は低いけど、ライコネンの後任に・・・

ないない!!