昨年からメルセデスエンジンにスイッチしたウィリアムズはその恩恵を十二分に発揮し、コンストラクターズタイトル3位を獲得しました。そしてマシン開発においても成功しており2015年もしっかり進化バージョンを投入できれば、まず間違いなく速いでしょう。

 

Sponsored link

ウィリアムズ2014年マシンと2015年マシン比較

2014年ウィリアムズ
20141004-williams

2015年ウィリアムズ
20150302-f1

 

新規定で制限されてしまったノーズのデザイン以外は外見上ほとんど違いはないように見える。ノーズの処理にしても昨年型の正常進化バージョンといった感じで規定ギリギリを通した感じだ。

 

テストでもメルセデスに次ぐスピードを見せており今年はぜひ優勝を狙ってもらいたい。

 

ウィリアムズドライバーV・ボッタスに期待したい

出典:www.f1-stinger.com
出典:www.f1-stinger.com

V・ボッタスは今年で3年目になる。去年のマシンの大成功にともない成績も急上昇し最高位2位、ドライバーズランキングも4位となっている。

 

去年からのチームメイトで元フェラーリのF・マッサを完全に凌駕するそのスピードには今後の活躍に期待できるポテンシャルを秘めている。

 

メルセデスエンジンが完全ワークスのメルセデスチームと同等のものが供給されているのかはわからないが、この2015年においてメルセデスチーム以外で優勝できるチームの最有力ドライバーの一人だ。

 

名門ウィリアムズチームの復活は地道な努力と継続から

ウィリアムズは過去にホンダ、ルノーからワークス体制でエンジン供給してもらいタイトルを獲得してきた。しかし2000年から2004年まで組んでいたBMWとはタイトルはとれなかった。

 

それ以来エンジンはフォードコスワース、トヨタ、ルノーなどその時代の一番のエンジンとはいえないものだった。メインスポンサーの相次ぐ交代などにより資金繰りに困る事も多かったのではないかと思われる。

 

転機は2009年よりF1に導入されたKERSシステム(小型ハイブリットシステム)の開発において他チームがバッテリー型を選ぶ中、ウィリアムズはフライホイール貯蔵型を選択し開発そして完成させた。このテクノロジーはプリウスなどに代表されるハイブリットシステムより簡略的で安価に設定できるので頻繁に加速減速を繰り返す車両においてはかなり費用対効果が期待できるのです。アウディのWEC車両にはこれが搭載されています。

この技術の販売において利益を出しF1レース活動の資金源になっていました。

このシステムを開発したウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社は2014年にGKNという会社に売却されているが、そのフライホイールエネルギー貯蔵システムに関するなんらかの権利を未だに有しているらしい。

 

コース外での活躍が目立っていたウィリアムズが昨年からの快進撃による元気を取り戻した。かつての名門チームの威厳も取り戻しつつあるように感じます。