アメリカGPは10月20日24:00からフリー走行が始まります。時差の関係でここからの3戦は見る側にとっては厳しいなぁ。

コース的にはパワーが安定している方が圧倒的に有利なコース。フェラーリやレッドブルの頑張りに期待したいところです。

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アメリカGPのタイヤ選択

https://racingspot.pirelli.com/

2016年のタイヤ戦略

タイヤ選択は「SS,S,M」で決勝は56周TOP3は以下の戦略でした。

  1. ハミルトンS3old:(11)⇒S:(20)⇒M:(25)
  2. ロズベルクS3old:(10)⇒M:(21)⇒M:(25)
  3. リカルドSS3old:(8)⇒S:(17)⇒H:(31)
https://www.formula1.com/

2016年タイヤ状況

SSは10周程度でタイムが落ち始める。Sは15~18周ぐらいが分岐点。Mは25周ぐらいだったかな。

各タイヤの最長周回はSSで17周(ベッテル)、Sで26周(サインツ)、Mで35周(ボッタス)となっています。

2017年タイヤの状況は?

https://news.pirelli.com/
 5段階指標 AUS CHI BRN RUS ESP MON CAN AZE AUT GBR HUN BEL ITA SIN MYS JPN USA
ダウンフォース 4 2 2 4 4 5 2 2 3 4 4 2 1 5 3 3 3
路面グリップ 1 3 4 4 4 1 1 4 2 4 4 4 2 1 3 4 2
路面の荒さ 3 3 5 2 4 1 1 1 1 3 3 3 3 3 3 3 3
タイヤ横方向の負担 2 4 3 5 4 1 1 2 3 5 4 4 2 2 4 5 4
タイヤ全体の負担 1 4 3 2 4 1 2 3 2 5 3 5 5 1 4 5 3

ダウンフォースレベルは中間で、前半の高速コーナー区間や15~19コーナーのハンドルを切ったままの加減速区間があるためにタイヤの横方向への負担は高い。

ピレリの判定では総合的な負担は中間の3指標となっています。

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タイヤのデグラデーション

USは昨年のSS、SSは昨年のSと考えると、

USは15周、SSは25周、Sは35周ぐらいがタイムに与える影響が少ないだろうと考えられます。

まとめ

タイヤへの負担が大きいとされる鈴鹿でSS⇒Sの1ストップが成立してしまっているため。このオースティンでも1ストップの公算が高いです。

ただし3周オールドのUSからSへの1ストップはどうだろう?さすがに不安だろう。

TOP3チームはQ2をSSクリアしてくる戦略が大いに考えられる。

とりあえずスタートタイヤをSSにしておいて、決勝でのコンディション次第で1、2ストップの戦略を使い分けるのが最良の選択となるでしょう。

アメリカGPではドライバー関連で動きがあり、ルノーで走るサインツ、トロロッソのハートレーなど注目すべき点も多くなりそうだけど、

一番の心配は眠くて起きていられない事だろうなw